撫子の花びらたち

すべての出会いは幸せのためであってほしい

2007-06-01から1ヶ月間の記事一覧

6月29日

茨木のり子さんの「歳月」を購入 一気に読む 何編かで、泣く しかしながら、幸せな詩集だ 幸せだったからこそ味あわなければならない哀しみもあるのだ どちらが先に逝くのかしら わたしとあなたと

引き受ける(どんど晴れ)

織部の器が割れていた。分からないという夏美、口ごもる彩華。 彩華の様子を見て、こうじの言葉をおもいだし、自分が割ったと言う 夏美。嘘ついてたなんて!という仲居たち、何かを感じてこの話は おしまいにしようというひとたち。 夏美ちゃんったらまたお…

一般大衆というもの(どんど晴れと純情きらり)

「どんど晴れ」で、どうも気に掛かっていたのが、番頭さんのつかみどころ のない性格。夏美のこと良いようにいっていたかと思ったら、いきなり冷たく なったり、かと思ったら、今日なんか、すこしは夏美を見習えば!みたいにも とれるような、どっちの立場に…

己の気持ちを保つ(どんど晴れ)

心が落ち着いているときは物事がまっすぐに入ってくる。自分の 邪心や、気がかりがなければ、物事を見誤ることはない。しかし ながら、人は揺れ動き、揺さぶられる。それは、いいことをする ときも、悪いことをするときも一緒。その時は懸命に誰かのために …

静けさのなかで

夜になって 花の香りがいっそう匂い立った 静けさのなかで ちいさな音が響くように 張りつめた空気のなかを カサブランカの香りが その花の浮かぶ白さを感じさせながらながれる ひとり 何も入っていないはずの箱に 幾重にも紐を掛け結ぶように 思いがけなく …

よりみち・こいみち

ちょっとした用事でバスでおでかけ。帰りは、普段だったら 通らない道を通ってバス停へ・・。 ひらがなって、想像の余地あり。昔来た頃はなかった道路横の ちょっと洒落た案内に、「こいみち」の表示。恋道?(笑) 正解は鯉道でした。そうそう、そこを曲が…

女将 環 (どんど晴れ)

こうじくんが彩華さんにベタ惚れなのは可愛いけれど、何だか 腑に落ちない顔の環・・は女将の貫禄というよりは女の勘かもね。 しかしながら、彩華と環が茶室で向き合う場面はなかなかの迫力 でした。「好きでもない男と一生添い遂げるなんて、女としてそんな…

おとこたちの名言

お酒を飲んだり 思いっきり仕事をしたり 怒ったり説教したり または、なにげにポツンとつぶやいたり・・ 思わぬ言葉を聞けた時って楽しい。 「女がだらしない国は滅びる」 高校の国語の先生のお言葉。修学旅行中に大目玉をくらったときの 名言です。なんで大…

そんなこと言ってる場合じゃない(どんど晴れ)

久しぶりに夏美ちゃんと柾樹くんのお話でした。智也と一緒に柾樹の 話を聞いていると、柾樹のことがよく分かる。この男もこの男なりに きちんと考えている。いや、加賀美屋を継ぐ・・ということが、自分 だけでも、女将になる夏美だけでも、やっていけないこ…

 13

3回鳴らした。自分の胸がその存在を教えるように激しく脈打って いるのを感じる。いったいこの興奮はなにを意味するのか自分でも 分からない。自分でつくった決まりに従うように、ちょうど3回目の 呼び出し音がとまるのと同時に携帯のボタンを押して切った…

 12

自分の中で何が起こったのかよく分からない。美術館に行ったことも 忘れるほどに時間が流れ、いつのまにか季節が変わっていた。急に 芽吹いてきた緑がたっぷりと水分を含み、なんだか鬱陶しいほどに ふくらんでいる。今日は掃除だ!と勝手に思い、部屋の中を…

大切なともだち(どんど晴れ)

「気にくわないんだよ!」と夏美のことを言い捨てる板長。 組織の上と、板場の絶対者は、全く感覚が違うんだ・・と あらためて驚いた。こんな人に気に入られなかったら、女同士 のいじめなんかよりもっと怖ろしいことが待ちかまえていそうだ。 ただ、仲居が…

自分から踏み出す(どんど晴れ)

大女将が夏美に話してくれた「人の上に立つひと」の心構え。 なんだか、「純情きらり」で、かねさんが桜子に伝えたことを 思い出しました。あのときも、帳簿のことかなんかでだれかの 名前を安易に出したことから始まったのよね。本当のことを いうだけでは…

梅雨の晴れ間

今日は朝からいい天気。だけど、夕方からは雨になるとかの 予報で、どこかせわしなくお日様の光をもらおうとする。 ・・・洗濯・洗濯・洗濯・・です。 「どんど晴れ」は、どんど晴れにはまだまだ遠い曇り空で 今日はいまいち気分が乗らずパス。梅雨の晴れ間…

やさしい声を出すために

朝起きたら、喉が張り付いたように痛かった。喋りたくないわけじゃ ないのに喋れない時って、ちょっとつらい。 一番に起きた長男は、声の小さい私にどうしたん?と言いつつ、わけを 話すと、そこそこ最小限しゃべって出ていった。次に起きたダンナは やっぱ…

ただただ頑張ってるだけじゃ(どんど晴れ)

座敷わらしじゃなくて、行灯の油を舐める化け猫のようでした ねえ・・(笑)。 まったく、そのまま見てると、イライラして、ムカムカしてしまう このところのどんど晴れ。しかしながら、ちょっぴり斜に構えて観ると まるで今の社会そのもの・・?私達の周り…

 11

遠い記憶がよみがえる。 文化祭のために飾り付けられた音楽室。 黒画用紙とセロファンでつくられたステンドグラスのしつらい。 部室に溢れる、他愛のない冗談と笑い声、 その頃流行りのフォークソングを爪弾くギターの音。 講堂に置かれた古ぼけたグランドピ…

逃げないで向き合う(さくら)

真樹子さんとのお見合いを決心した桂木先生。いまさら、なんという 話をするわけでもないのだけれど・・。事故・・けがのことで、慶介が どれだけ苦しんだか、どれだけ真樹子に申し訳ないと思っているかは もう真樹子は充分分かっていたのだろう。ひとことも…

ほんもの・にせもの(どんど晴れ)

平治さんが「ざしきわらし!」と、間違えてあやかに声をかけて しまう。チャ〜ンス!とばかりに平治さんに話しかけるあやか。 よく研究してるし、ひとがいい気分になる誉め言葉を惜しげなく かける・・っていうのは悪い事じゃないけれど・・。さすがの 平治…

整骨院の楽しみは・・

息子が治療を受けている整骨院で「のだめカンタービレ」を 読むのを楽しみにしている・・というのは以前書いたとおり。 しかしながら、少し前、肩から首の痛みと頭痛やら、背中から 首への痛みなど立て続けに起こり、ついでといってはなんだけど 母も一緒に…

風、もしくはせせらぎ

高校の時に歌った合唱曲、「雲雀にかわれ」 いまだに難しすぎる歌詞は解読しきれないでいる。いったい何を望んで 雲雀に変われ!と叫ぶのか。1年生だった私からは、3年生だった指揮者さん も「せせらぎ」とソロを歌ったソプラノの先輩も大きすぎる存在だっ…

タヌキ顔のおんな(どんど晴れ)

ええっと〜・・こうじくんの彼女・・あやかさんでしたっけ・・。 なんだか得体がしれませんねえ。とっても加賀美屋のことお勉強してて 受け答えも模範解答でえ・・別に悪いひと・・ってとこ見せてるわけじゃ ないんだけど、客室で飾ってあったお皿を手にとっ…

耐えられなかったんだよ!(さくら)

桂木先生にも弱いところはある・・。あたりまえのことなんだ けれど、悲しい、大きな声を出して、部屋を飛び出していく桂木 先生にとてもびっくりした。 「過去に負けている」というさくら。真樹子が向き合おうと しているのに桂木先生は逃げている、卑怯だ…

楽しいんよ、あんたとおると(さくら)

桂木先生の彼女・・と言う嘘を、あんなにいいおかあさんについて いるなんてもう耐えられない!!!とさくらが白状する。 びっくり・・あきれた・・そしてがっかりするおかあさん。あんたが 慶介のお相手だときいてうれしかったんよ・・という。さくらは私が…

天性の才(どんど晴れ)

大女将にカメをプレゼントするとは、平治さんもなかなか 意地悪・・てかやっぱし面白いひとですね。あの大女将に 嫌な顔をさせるっていうのも意外と出来ない技かもしれない。 えみこさんと伸一のことを環夫婦がしゃべっていたのには 笑ったな。伸一が惚れて…

今日のおべんと 文句あるか!

このごろ友達と買い食いをするのが楽しみのようでどうも お弁当よりお小遣いの方がいいみたい・・。なんかあんまり 食欲なくて、ピラフとかチャーハンのほうがいいかなあ・・なんて 注文つけてる。じゃあこれでどうだ!というわけでオムライスです。 「あれ…

なまえをつけるのは

さくら・・といえばさくらを 薔薇・・といえば薔薇を思い出す 梅・・といえば梅の香りを フリージア・・といえばフリージアの香りを思い出す ひとはどうして花になまえをつけたのだろう 花が一番似合う花の色を見つけたのが自然の奇跡ならば 人が一番似合う…

[ドラマ[いいんじゃない(さくら)

桂木先生のおうちにいっているさくら。婚約者の役で・・しかも 抜き打ち見合いとばったり出くわしたもので、親戚中知れ渡っちゃったり して・・。それよりなにより、桂木先生のお母さんに気にいられちゃった みたいだものねえ・・。 嘘じゃなければ、これほ…

暗雲さまざま(どんど晴れ)

マドンナなる女性登場。こうじくんの彼女ですって?女将候補 になることも可能でしょうか?隣でさりげなく微笑む夏美の笑顔が 何とも疲れてましたねえ・・主役奪われた女の顔ですねえ・・。 でも、あやかさんでしたっけ、妙に柾樹のことを気にしてたのが こ…

素顔と化粧

ずっと若い頃、お化粧なんかあんまり気にしてなかった。山笠のときに 泊めてもらったおうちの奥様から、「化粧しないの?」と言われ、半分 照れくさく「したりしなかったりですね・・」とごまかしたら、「どっちか にしなきゃ!」と言われてちょっと軽いショ…