撫子の花びらたち

すべての出会いは幸せのためであってほしい

暗雲さまざま(どんど晴れ)

 マドンナなる女性登場。こうじくんの彼女ですって?女将候補
になることも可能でしょうか?隣でさりげなく微笑む夏美の笑顔が
何とも疲れてましたねえ・・主役奪われた女の顔ですねえ・・。
 でも、あやかさんでしたっけ、妙に柾樹のことを気にしてたのが
これまた不安なのですが・・。こうじくんとはまだ2か月だしねえ。
どっちに転んでも女将候補志望か!(笑)夏美には絡むわけね。


 伸一がえみこさんに「そうじゃなきゃだれがお前なんかと」なんて
言っちゃったよ。それって、本心?それとも意地っ張りの口から
でまかせ?でも、言いっぱなしで許せることと、きちんと謝らなきゃ
許せないこととあるから・・。えみこさんに甘えるのにもほどがあると
思うよ。言わなきゃいけないことは言ってくれないと、いくらわかって
いても女も許せなくなるものね。


 女将環の変わり様にだんなさんもちょっぴりびっくりしてないかな。
今まで、大女将のもとで苦悩していた環さんは、人間らしくていいなあ
と思っていたけれど、そのたががはずれたこれから、本当の女将としての
環さんは一体どういう加賀美屋を考えているのだろう。


 聡の夏美への想いと、受け取る夏美の気持ちとの温度差が微妙。間で
見ているかなちゃんの気持は、いくら独りよがりとはいえ、女として
よく分かります。だいたい、柾樹と白紙に戻す・・っていう話がどうも
説明しにくい部分があるものね。白紙にもどしたんなら、夏美が女将に
なれるわけないじゃん!と突っ込みたい気分。その覚悟で・・っていう
気持は分かるけど、「別れたの?」ってきかれてええって答えるのは
それもまた違うような気がするんだけれど・・。そりゃ、想い焦がれて
いる聡くんは、すっかりその気になって夏美ちゃんの支えになってあげ
たい!なんて思っちゃうよねえ・・。恋をすると、周りがみえなくなっ
ちゃうよねえ・・だからこそ、恋のエネルギーってすごいものだと思う
のだけれど・・・。


 それにしても・・・
 何だかこの加賀美屋の有様を見ていると、旅館に泊まりたくなくなっ
ちゃうよなあ・・。なんとなく暗い気分です・・。