撫子の花びらたち

すべての出会いは幸せのためであってほしい

2007-07-01から1ヶ月間の記事一覧

満月を見上げて

長男の友達が夕方遊びに来た。帰りの時間に最寄りJR駅まで車で送る。 次男も一緒に乗り込み、みんなで家族の話やら、学校の話やらをしながら 友達が来るといつもより優しい長男と、可愛がってくれる年上の友達に 次男は嬉しそう。友達を見送って、帰りにちょ…

自ら創り出すもの(どんど晴れ)

石川の家に泊めてもらうことになった夏美とアキ。石川と女性と 5人のこどもたち。宮沢賢治のように生きたいと・・・。 イーハトーブとは理想郷とか・・。しかしながら、それを求める のではなくその中で自ら創り出す理想郷・・。 どんなユートピアも出来た…

遠野(どんど晴れ)

田んぼのあぜ道を歩く夏美とアキ。空を映す水を湛えた田。なんだか ずっと昔を思い出すような懐かしい風景だった。観光協会からの依頼で 取材(?)に行かされた夏美。環がなにより勧める。遠野に何かが あることは充分感じられていた。 懐かしい風景、昔か…

見守ること

朝から小学校のプール当番でした。日焼け止めクリームを 塗りたくってプールサイドに立っていたけれど、帰ってぬるい お風呂につかり鏡をみると何だかまだらに焼けてるようで、 あわてて化粧水パック。陽射しはこわいですぅ(笑)。 プールサイドに立って子…

父はいない(どんど晴れ)

柾樹の父の話が出る。家を出た父。捨てられたという想い が頭から離れない柾樹。そして、父がいなくなったから母が あんなことに・・という想いもきっとあるに違いない。 当たり前に父、母がいて、好きだとか嫌いだとか、口では 言いながら、そんなこと本当…

成長の仕方すら個性的

上の子は、言葉が早かった。片言の単語を使いながら、2歳ではすでに 会話になっていたような気がする。もちろん、親しいひととだけできる 可愛い可愛い会話ではあるけれど・・。対照的に下の子はなかなか言葉が 出ない。もちろん、意志の疎通はあったし、こ…

今ごろ山笠

テレビをつけると何故か博多祇園山笠の特集番組があっている。 再放送・・なのかな? 今年の山笠前日は、博多では台風4号が心配されていた・・確かに 何だか遠い昔に思えてしまう。そいでもって、大抵、山笠・追い山が 終わると、途端に夏が色を鮮やかにし…

嫁・姑(どんど晴れ)

危機を乗り越えた加賀美屋。母屋では今日の労をねぎらって 夜食でパーティー?夏美も加わり、なんだか和気藹々・・。 大女将も登場、板場に入ったことを詫びる環に、きっと私が あなたの立場でもそうしていた・・と。 安心した環、ちょっと気を緩めたか、お…

環の一歩(どんど晴れ)

女人禁制の板場へ女将環が踏み出した一歩は、そのまま女将としての 環の大きな一歩だったに違いない。なにか事を起こすときに、環はいつも 大女将カツノの顔色を伺っていた。ある時は尊敬と緊張を込めて、ある時は 嫉妬や疎ましささえ混じる複雑な想いで・・…

夏休みのお約束

夏休みが始まって解放感に満ち溢れている次男。合宿から帰った翌日は 今日はいちにち遊ばせて!とのらりくらりゲームしたりテレビ観たり、の くせに暑い暑いとうるさいこと。このまま夏休みが終わっては大変と2日 目には親子で約束を取り決めた。 ゲーム・…

夏休み

夏休みが始まりました。初日から3日目までは次男のラグビーの 合宿に付き添っていたので帰ってきてからいきなりなつやすみ〜の 気分です。 といいつつ、だんなはいつも通り仕事(当たり前)長男は夏休み補習 と部活で、朝から夕方まで学校、だから朝は何が…

しきたりより大切なこと(どんど晴れ)

女将環が女人禁制の板場へ一歩を踏み出した。大女将が 加賀美屋の人間だけでなんとかしてみては?と言ったことも 後押ししたかもしれない。いいんですか?の問いかけに大女将 「しきたりよりたいせつなことがあります」。そうなのだ。 しきたりは、たいせつ…

月の光を浴びて・・

月の光は冷たいのに暖かい 無口なのに饒舌 何も言わずにわたしの心をこじ開けそうな気がする 何もきかずに抱きしめてくれたら きっとわたしは静かに頷くのに・・・ そして いつものおはようをください 朝が来るまで月の通り道を眺めています

 26

あの男からの電話があったのは、その日の夕方だった。夕御飯でも一緒に どうか?という誘いは、ごくさりげないことだったけれど、いきなり今日の 約束に承諾してしまった自分に少しばかり戸惑いを感じていた。そして、 そんな自分の心がどこか恥ずかしかった…

加賀美屋のためにやったこと(どんど晴れ)

板前というものは、本来孤独なもので、自分の腕と包丁だけを頼りに 自分を必要とするところ、自分を高くかってくれるところを渡り歩く ものなのかもしれない・・。今日の板長をみてそんなことを思った。 柾樹がやったことも随分思い切ったことだったが、女将…

変わっていくということ(どんど晴れ)

2日間観てなかったら、ずいぶん様子が変わっていた加賀美屋。 なんだか私が旅行に出掛けていたあいだになにかあったの?って 気分でした(笑)。 板場と柾樹の対立。昔からの慣習はどうしようもないと思って いるひとと、今変えなければ未来はないと思って…

 25

あの子とはそれから2年3カ月ばかりつきあった。日々起こる 新しい出来事に息を呑んでいるうちに3カ月ばかりが過ぎた。お互いに 夢中になっているうちに1年ばかりは過ごした。そして、季節の 巡る感触を確かめているうちに、なんだか落ち着かなくなってき…

 24

生まれて初めて渡したラブレターには返事が来なかった。同じ人に 出した、何気ない手紙には何度も返事をもらったけれど・・。 手紙を出すのは好きだけれど、手紙をもらうのはそれもまた好きだ けれど、出したことも、待っていることも、忘れるくらいさりげな…

ただ信じる・・(どんど晴れ)

夏美と彩華。あれだけ自分のこころをぶちまけた彩華に対して 夏美はいったいなにを語りかけるのかと思ったら・・・。 うう・・いろいろ盛りだくさんすぎて書けない・・。あの 場面でわあぁ・・って感動的に泣いちゃうかと思ったら、何だか 肩すかしくらわさ…

心の支え(どんど晴れ)

夏美と彩華のシーン。もうわかっているんでしょう?とばかりに 彩華は今まで自分がどんなつもりで加賀美屋にいたのかを夏美に ぶちまける。それは、もうどうしようもなくなった人が、すべてを 投げ出して相手に最後の攻撃をしているようにも見えるが、私には…

ありがと

胸がいっぱいだったり 涙があふれそうだったり まだまだ意地っ張りだったり 耳元で囁けなかったり 自分のきもちをあらわすのに 自分のこころをつたえるのに ちょうどいい言葉や ほどよい自信がなくて それでもあなたになにかを話しかけたいときには いつも …

鈍感!(どんど晴れ)

なかなか大変な今日のどんど晴れでしたが、笑ったのは伸一がだらし ないからでも、仲居さんたちがころころ変わるからでも、相変わらず 番頭さんがおしゃべりだからでもなくって、浩司が「彩華ちゃんは 柾樹のことがずっと好きだったんだから」といったときの…

SONGS あみんの「まつわ」

たまたま観ていたテレビであみんの現在のお二人を観る。 25年振り?すっごく懐かしいってか、忘れてましたけど・・(笑)。 わたし まつわ いつまでも まつわ ほかのだれかにあなたがふられる日まで って、その昔は、かわいいふりしてなんてひどい女だろう…

信じていく(どんど晴れ)

夏美と柾樹のシーンから始まる。ガイド誌をあいだに、この あいだの客とのことや、加賀美屋のおもてなしについて話す ふたり。 柾樹の言葉を思い出す夏美。これからはずっとそばにいる、 二度と淋しい想いはさせない・・と。柾樹を見つめる夏美。 そばにいる…

 23

寒い寒い公園で銀杏の木にもたれて交わしたキスを覚えている。あの子 が私の誕生日のプレゼントにくれた包みはいったいどうやって持っていた のか覚えていないのだけれど・・。 どうやったら二人でいられるのかその術すら分からずにあてもなく ふたりで寒い…

後ろ盾(どんど晴れ)

そろそろ女将修行に決着をつけていい頃なんじゃない?と カツノが環に言ったのには訳がある。環自ら企てた決着の つけ方で、カツノの思うようにことが運ぶなら、環に文句を 言わせずに決着をつけられるというもの。 思いも掛けず、夏美が格式・しきたり、と…

恋にあっぷあっぷ

ごく普通の家庭の主婦アキラ。そのアキラが、人と出会い 仕事に出会い、少しずつ変わっていく。変わっていったのだろうか? それとも生のままの自分を出していったのだろうか・・。 現実とおとぎ話が交錯するような、リアルさと、夢見るような 薫りとがある…

 22

波はわたしに囁く。わたしの胸をざわつかせる。何かを待って いるような・・何かに追いかけられているような・・・。胸の 中で、あの海で見た、波が生まれるあの瞬間のような、白い無数の ちいさなあぶくがふつふつと湧き出ているように感じる。それは 意味…

ともだち

ともだちだったら悩まないのかな? ともだちだったらもっと優しくできるのかな? ともだちだったら切なくならない? ともだちだったらさよなら言わなくていい? あなたの まなざしは くちびるは こえは てのひらは ともだちだったらどんなものになるのだろう…