撫子の花びらたち

すべての出会いは幸せのためであってほしい

2007-11-01から1ヶ月間の記事一覧

今度の「ちりとてちん」(ちりとてちん)

「好きなことやり通そう思うたら、えらいことも苦手なことも 乗り越えんならん。でもそれがぎょうさんわろうて生きていく ことやと思う」 人生の中では何度か節目のような時期や出来事があるのだろう。 どうしても乗り越えなければならないことや、どっちへ…

溢れ出す(ちりとてちん)

ひとの心の中には想いをためる壺でもあるのだろうか。 ときどき無性に泣きたくなる。時には意味もなく怒りたく なる。 「わたしがやっと見つけたわたしの居場所に 入ってこんどいて!」 B子と呼ばれ続けてきた喜代美が自分の心の中をぶちまける。 どうしよう…

ゴメン

ゴメンね あなたが悪いわけじゃないの ただ・・ わたしが泣きたかっただけ 泣きたいのに 自分に嘘をついていると 愛したいのに 愛せなくなる・・・ 思いっきり一人で泣いて それから もういちど 空を眺めてみます

あたらしい日常

このところ新しいことを始めようと思ってちょっくら研修など 受けている。20年ほども前に歩いていた駅界隈の事務所の入った ビルのあたりを大きなバッグを抱えて時折歩いている。時刻表を 見て、遅れないようにハラハラしながらバスを待つのも久しぶり。 …

切ないほどに

言葉はむずかしい 自分の想いを表現するのに 情景を、物事を そこに書き記すのに 数ある種類の表現のどの言葉を選ぶか・・ 言葉が持つニュアンス 言葉に感じるニュアンス 伝えたいことと言葉が重なることの方が少ないくらいだ 言葉が一人歩きしてわるさする …

持っている幸せ(ちりとてちん)

ひとは自分が持っている幸せにはなかなか気づきにくい。 出来ることの数を喜ぶよりも、出来ないことを嘆くことの 方に熱心になってしまう。ほんのちいさな違いでも、草むらの なかの光る石を拾うよりも自分の手の中に何もないことを 悲しがることの方が簡単…

おかあちゃん(ちりとてちん)

落語家相手に漫才してはる・・すごいおかあちゃんや・・。 どこにいっても彼女のペースで話すおかあちゃんはすごい と思う。それに自然体で対応する草若師匠もやっぱり大物だ。 喜代美の落語家修行が始まる・・。そういえば父の塗り箸 修行も・・こりゃ大変…

やってみぃ(ちりとてちん)

喜代美が大切にもっていたテープ。いいこといっぱいあります ように・・とおかあちゃんが作ってくれた布袋に入れて・・。 おじいちゃんが、そのテープを手にいれたときに、草若師匠と 逢っていたとは思いもかけなかった。受け継ぐ・・という心の 繋がること…

きみが隣りにいてくれれば・・(ちりとてちん)

アホやけどどっか憎めない友春くんが、今日は何だか可愛く 見えたなあ・・。喜代美の部屋までやってきて、話をする友春。 正直に言えば自信がない自分だけれど、喜代美がとなりについ ていてくれたら頑張れる気がする・・と。 ともすれば、男の人は強い女よ…

落語の世界の住人(ちりとてちん)

草原が喜代美を「落語の世界の住人のようなものを持って いる・・」と。うんうん、和田家のひとびとも然り。 持ち前の根性なしの娘を持つひとたちも「どんど晴れ」 みてたのね・・「テレビドラマの見過ぎや!」というところ で、一緒に「夏美ちゃんかい!」…

わかった・・(ちりとてちん)

喜代美の決心をめぐって家族のいろいろ・・。見てるだけで 面白い家族やねえ・・。もう、帰らなくては・・という家族に ここは私にまかせて!とおかあちゃんの決心。 お父ちゃんとお母ちゃんが向き合う。わかった・・じゃあ ちゃんと説得してくれよ・・とい…

いつもそばに・・・(ちりとてちん)

菊江さんが差し出したとっくりを受け取り、草若の盃に 小草若がお酒を注ぐ。受け取り、また返す草若。言葉は 最小限でも伝わっていく想い。草原へ・・四草へ・・。 胸がいっぱいで・・と、その中にも入らずひとり佇む 草々。となりにすわる喜代美。 落語をす…

寿限無(ちりとてちん)

喜代美のひとこと。「草原さんのそばにも四草さんの そばにも、ずっと師匠さんがおんなったとですよ」。 ひとは時にさりげなくとてつもなく心に沁みる言葉を ひとに贈る。 小草若が徒然亭の名前を捨てなかったこと、それだけで なくなにかあると「寿限無」ば…

繋がる出逢い

今日はダンナが夕食が要らないというので次男リクエストで焼鳥屋。 このお店は私が独身の頃から、父と行っていたお店。途中途切れることは あったけど、やっぱり食べたくなるとそこ!で、久しぶりに行くと大将が 笑顔で迎えてくれる。 遅れて、学校帰りにそ…

伝えたいこと・言いたいこと

文章を書くことが、とても自然で滑らかな時と、苦しくて ぎこちないときがある。そして一方で、涙があふれるように 自分の気持ちとは裏腹に苦痛を伴ってでも書かずにはいられない ときと、何だか心ははやるのだけれど、ひとつも形にならなくて ただふわふわ…

受け継ぐ(ちりとてちん)

ずっとまえ、草若師匠が落語をしなくなったのわけをきくと 「しょうもないことや」と小草若が言っていたこと。あのとき 奥さんが亡くなったから出来なくなった・・のかと思った。小 草若はそんな女々しいことが芸人として許せないのかと思った。 そののち、…

空気(ちりとてちん)

おかあちゃんはほんとに空気が読めないんだから・・ と喜代美がいう。ほんとにそう?いや、読めないかも 知れないが、いつでも読むことが大切なのか?読んだ 空気にしたがうことだけが本当にいいことなのか? 草若師匠の家だというのに、和田家の食卓の空気…

名前を呼ぶということ

小学校に入ったすぐのころまで、自分の名前にちゃん付けした ものを一人称に使っていた覚えがある。その頃から急に私・・と いう言葉が聞こえてきて慌てて訂正した記憶が残っている。 父や母がわたしのことをそう呼んでいたのだろう。親戚のひと いとこたち…

雑魚寝(ちりとてちん)

「ちょっと思い出してしもうた・・おかみさんのこと」という 草々。喜代美の家族が民族大移動のように草若師匠の家にやって きて、おかあちゃんのマイペースパワーが炸裂した夜。 家族というもの混沌としている。理屈で割り切れないもの 利害関係では動かせ…

青春・・GREEN DAYS

ひとは未完成であるかぎり 未完成に悩み続けるかぎり そしてなおそれを完成に近づけることを あきらめないかぎり かたちは変わっても 青春という言葉を忘れないでいられるのだろう 空に高くそびえながらも 来る年ごとに青々と若葉を芽吹かせる木のごとく そ…

泣くな、喜代美(ちりとてちん)

ふと気づく。このドラマって結構男性陣が多い。喜代美の 周りにもいっぱい男の人たちがいる。朝ドラのヒロインは もちろん大切だけれど、魅力的な男の人たちが出てくるかに よって視聴意欲が変わることは否めないなあ・・(笑)。 今週は四草だねえ・・。淋…

特別の想い(ちりとてちん)

寝床にあつまった徒然亭一門。そこへまたちょうどあらわれる 草若師匠。くるっと返って出ていきました(笑)。 「師匠!」とすぐさま追いかける草々たち。一瞬ためらい動け なくなる小草若・・・。 「実の親子だからこそ、特別の想いがあるのやろ」という草…

寒い日

言いかけて口をつぐんだり 笑おうとしたらこわばったり 寒い日には そばにいてほしい 腕をのばして あたまを抱き寄せて おでこをくっつけて 瞳をのぞきこんでくれたら それだけで 言いたいことは伝わってるでしょ いつもいつもそうだけど 寒い日には・・とく…

もう大丈夫(ちりとてちん)

草原にいさんが草々に言う「もう大丈夫や。おまえは ひとりやない」。草々がずっと聞きたかった言葉。 肉がぶつかる音がしたのではないかというほど(笑) 激しく草原の首根っこにかじりつく草々。そしてまた同じ 強さで四草をも抱きしめて・・。もう・・と…

言葉にできなくて

時に言葉は邪魔をする 好き!も 愛してる!も 逢いたい!も ほんとうのぬくもりにはかなわない かなわない言葉の その残酷さを知っているから 言葉にできない いまはただ・・・言葉にできなくて

笑う顔みて暮らしたい(ちりとてちん)

奈津子が喜代美に言う「あかんよ。変な気ぃつこうて自分の 道間違えたら・・」 どうして人は自分のこともよく面倒みきれないくせにひとに 気をつかってしまうんだろう。ちいさなことならともかく、 どんな道に進みたいかという大事なことまで・・。自信がな…

静寂の中で

ひとり心を見つめる 捨てたいもの 流したいもの 抱きしめたいもの 捧げ持ちたいもの 何度も何度も 逡巡しながら わたしはわたしでしかないことを 思い知らされ また確認する いったい どんなあしたが明けるのだろう 不安と期待を 賭けのように胸に抱き それ…