撫子の花びらたち

すべての出会いは幸せのためであってほしい

2017-01-01から1年間の記事一覧

 思いがけないこと

今年もあと少し 仕事もあと一日を残すのみ 普通に過ごせる週末もここまでだなって思った土曜日 23日はひさしぶりに夫と休みが合ったので珍しく外飲み クリスマスが誕生日の彼にプレゼントは店のセレクトと奢ってもらった 24日は明日26日の最後の仕事の準備 …

 葉

この部屋には郵便は届かない この部屋では電話も鳴らない かろうじて時計は掛けてあるけれど それは小さな時計で時間を区切られたくないから 大まかなスケジュールを立てるためにだけある 昼間にちかくの公園に出掛けた 立ち並ぶ銀杏の樹が色を変えつつあっ…

Love letter

もういちどって言ったら? 暗闇の中に浮かぶ 温かな輪郭から小さな声が聴こえる 夢の続きを見るためには どんな言葉を選んだらいいのか 選びきれずにとりとめのないことを話す 小さな種のような想いが漂う 無くしてしまいそうになる不安とともに 胸の奥の奥…

 器

土踏まずから足の甲へ向かって ちらちらと温かいものが動くのを感じて目覚めた 遮光カーテンの隙間から高くなった日差しが差し込んでいる カーテンのすぐそばで半分うつぶせになりながらあなたが眠っている 眉間のしわが消えきっていないのはまだ疲れている…

肩の力を抜いて

11月になって始めた水泳 いまのところ続いている 三分の二を過ぎたところで4回プールにはいっているというのは わたしにとってはかなりいいペースだと思う こんな頻度でプールに入るのは小学生のとき以来 おまけに、ひとに教えてもらいながら泳ぐなど ほぼ…

ひとは言葉で・・

知り合いの合唱団のコンサート 高校時代、卒業生でその合唱団の指揮者をされていた先輩 ときは流れて わたしたちの二つ上の先輩がその合唱団を引き継がれていた 後姿からかすかに見える白い横顔と美しい指先 ソプラノのパートリーダーをなさっていたころ 私…

記憶

記憶は軽々と超えていく 季節を 場所を 時空すらも 街角の草花に 川の流れに 吹く風に 一杯の紅茶に 一枚の絵に 一歩の距離に 眩しい光に 抑えた呼吸に 頬をなぞる指先の感触に 数千数万それ以上の記憶のなか 不意に浮かび上がるもの 目覚めたときに 蘇るよ…

指先から生み出すもの

知り合いからの情報でとある講演会へ はじめから興味があったかどうかは不明 でもものをつくるひと ものごとを追求する人の話って ぜったい面白いと思う 「面白い」って大事なキーワード うごく価値ありと思ってる 海洋堂センムこと海洋堂社長の宮脇修一さん…

あなたはあなたらしくあればいいのです

久しぶりにラグビー 徒歩圏内の会場でジャパンxvと世界選抜の試合があるのだから これは行くしかないでしょう! 雨の中、レインコートを着込んでひと山越えて会場へ レベルファイブスタジアム 会場の前には雨にも関わらずたくさんのテントの中でイベントも …

理想のひと

楓ちゃん、飲みに行こ! 急に師匠1はそう言って自分の部屋に駆け込み 5分後には準備を整えて鍵を掛けていた さっきは部屋着でストレッチしてたひとが 5分でどうやってこんなに夜の街に出られるほどになるんだろう? はは、夜だからいいんじゃない 昼だっ…

目指すものは・・

9月に3回も個人レッスンを受けたものの そのあとちょっとご無沙汰でした で、今日は久々のみっちり2レッスン一時間弱 月曜日のサークルのルーティンを確認しつつ ただそれを覚えるだけでなく どうやったらカップルで伝えあい上手く踊れるか ということも…

お師匠様その1の部屋で

胸が苦しい・・ お師匠様その1のところに来たわたしはそう訴えた ふうう〜ん・・と私の顔をちらりと見ながら お師匠様は夜のストレッチを続けている だいたい楓ちゃんはさあ エネルギーのかけ方がすっごく情熱まかせだよね 悪くないけどときどき倒れたりト…

お師匠様

気が向いたもので作るのよ できあがりはそのときまかせ でもね その子たちのいいところを出してくれれば きっと美味しくなるに決まってる 私には何人かのお師匠様がいる 家族も知り合いもまだ実際に会ったこともない人も とにかく へえぇ〜!って思えること…

L'INTERDIT

飴色に潤う柔らかな木肌 上品な曲線を描く肘置き 懐かしくてしかも古びない布の模様 砂時計のように時間が降り注ぐその一角を見つけた時 思わず手を伸ばしそうになった! 赤い斜線の禁止のマーク そうだった、展示品だったのだ なんて的確な場所に置かれた小…

充実の秋を目指して

朝から快晴 空が高い こんな日は外に出たいよね 少しだけ残ってた仕事を午前中に済ませ 車をいったん自宅へと戻して 知り合いの合唱の演奏会へと出かける バス一本で着くもんねと油断していたら かなりの混雑で少々遅れたけれどまあ仕方がない 途中からでも…

昔みたいに

あんまり月が綺麗だったから もうすこしだけ眺めていたかったの ひとりでもそれは構わない こころのなかに浮かぶ思い出は持っているから ほんの少しまえのことだと思ったら もうずっと昔のことだったり そんなに経っているわけではないのに やけに懐かしい気…

頭文字はS

ダンスの個人レッスンから日を空けずにサークル センセイと組む前から何となく緊張 言われたこと覚えてるかな?出来るかな?「レッスンの思い出しただけで筋肉痛になりそうです」 とつぶやくと 「そうだよね、あれはがちがちになるよね」 あ〜〜そうですか …

自分から動くということ

前から興味のあったダンススタジオ主宰のサークルに出てみた リーダー二人にパートナー二人、それにセンセイご夫婦のふたり ある意味すっごく贅沢なメンバー構成 ラテンとスタンダード都合七種目位を次から次に踊る 1時間ほぼ踊りっぱなし それぞれのルーテ…

心地よさの理由

このところダンスが心地よく踊れる なんていうのか 自分が思うように体を動かすことができている気がする もしくは先生のリードを正しく受けることができている もちろん課題はまた出てくるし 技術的にはまだもっと目指すべき上はあるのだけれど 前のように…

同じ釜の飯を食った仲間もしくは記憶について

大学時代の舞踏研究部の仲間4人で飲んだ 久しぶりに福岡に帰って来た彼はいろんな人と会うのを かなり楽しみにしてたみたいだけど お盆直前という間の悪いところで同学年の4人のみ でもそのかわりといっては何だが企画はかなりストライクゾーンを絞れて 0次…

escapeではなく解放 もしくはrestart

水曜日はダンスのサークル その前に今週はお茶のお稽古 週に二日は仕事を入れずに自分のことをしようと考えているが それもレギュラースケジュールでそこそこ忙しい 午前中に仕事が入った水曜日は夕食がデパ地下弁当になることもしばしば それでも今日は午前…

守りにはいるにはまだ早い

ようやく 穏やかな日々が来たと思ってた すこし物足りない気がしないでもないけれど とりたてて不満もなく その丁寧な仕事と少し不器用な人柄も 個性と思えば悪くないし もっとお互いのことを知り続ければ 関係はもっとよくなると思ってた でも・・ やっぱり…

[家で]I love you

仕事を挟みつつ 休みならではのことも 少しだけやってた三連休夫は逆に明日が休み 今日の夕食はワインを開けてちょっぴりゆっくりと夕食をとりながら観ていたのは ケーブルテレビでの懐かしいドラマ 大草原の小さな家 内容は重いと思いきやハートウォーミン…

歩かなくっちゃ!

旅行に出ると結構歩くのに地元じゃ歩けないのよね と、言ってたけど友人が来た先週はけっこう歩けたし これは気持ちの持ち方次第と生活を見直すことにした 先日はまたしても貧血とか言われて ちゃんとバランスよく食べてます?って言われたり 料理のバランス…

ALL OUT !!

ALL OUT!!(12) (モーニング KC)作者: 雨瀬シオリ出版社/メーカー: 講談社発売日: 2017/06/23メディア: コミックこの商品を含むブログ (1件) を見るラグビー漫画最新刊でました 1巻が出た頃には細々だったのが 近頃は平積みにしてある本屋さんも多くて 商品数…

 思い出すのは・・

雨が降ったからかな 紫陽花が咲いたからかな なぜだか急に美和ちゃんの声が懐かしくなる 「夢で逢ってるから・・」聴きたいなあ 週末には懐かしい友人と会う予定 雨が降っても 青空が広がっても たぶんゆっくり楽しめる お互いのことをあまり知らないまま 一…

 明け方

あなたの隣にいた 顔も見えず 音も聴こえず 色を感じることもなかったのに あなたがわたしに話すことばが こころに直接きこえるようで ああ隣にいるんだなって思ってた そして 左手の中指 爪の先にあなたのくちびるの感触 目覚めてからも しばらく それは消…

個人レッスン

久しぶりのダンスの個人レッスン しばらくは週一回のサークルでしか踊ってなかったので なんだかすごく新鮮だった あとに予定が入ってなかったせいか 前回向こうの都合でレッスンがのびたせいか 今回はとてもゆったりと時間をとってもらって センセイのいま…

メールで投稿

この機能 まだあったのね 何だか嬉しい 新しいことを始めると 古いことをどんどん切り捨てる そんなことが 特に商業的な目的で行われてるのを よく感じたりするので なおさらです さっ、仕事しよ! 週末を楽しむためにもね

高鳴り

息をしていたかどうか 一瞬忘れていたような そして 思い出すと訪れる 胸の高鳴り 先を急ぐ深呼吸は軽い眩暈を連れてくる そうだった ひとつずつ 記憶をたどり 飲みこむように 確かめる 恋と思えばそれもいい 錯覚なればそれもいい あの高鳴りは恋に似てる …