撫子の花びらたち

すべての出会いは幸せのためであってほしい

2011-01-01から1年間の記事一覧

2011〜2012 年越し

ホントはもう2012年です でもここはまだ12月31日だから このタイトルで・・・(笑) 今年、本当に色々な出会いがありました そしてなにか繋がっていく感覚 繋がっていると思える感覚を何度も感じました 想いは伝わるのだと思いました 強く望めばいつ…

アンテナ張って

一日に何度も空を見上げる 朝に 昼に 夜に 空を 雲を 月を 星を・・ このごろ気づいたのは 星ですら、見ようとしなければ見えないということ 見ようとするといつのまにかその数が増えていくことに驚いた アンテナ張って胸張って 空を見上げて明日を眺めて 今…

深夜トレーニング

は〜い そのまんまで一分間 あっ、いま動いたけん最初から 肩甲骨は寄せたまま そのほうが楽やろ 途中でやめたらつまらん 乳酸たまるばっかりやけん もう一回させるぞ 人間のからだってすごいっちゃけん 出来んっていうのはおまえが言いようだけ からだは出…

生きていくということ(カーネーション)

「死なへんで」と叫ぶ糸子 そして 「さ、お昼にしよっけ」と立ち上がる糸子 この糸子がガニ股で歩こうが 舌打ちしようが 許せてしまうのはこの溢れる生命力ではないか 生きていくというなにより大切なこと そして 生きていく上で食べるという日常と 美しいも…

紅い花びら(カーネーション)

あまりの哀しみが続くとひとは心を閉ざしてしまうのだろう あまりの厳しさが続くとひとは心を枯らしてしまうのだろう 「おかあちゃん!」 そういって入ってきた子どもたちの両の掌に大事に包まれたものが 糸子の掌の上に降り注がれる 紅い花びら・・・ それ…

蛍(カーネーション)

なんも考えられへんようになってました 昭和20年の春から夏 ああ、もう夏へと季節は移り変わっていっているのか・・ 舌打ち、それも女性の舌打ちにはすごく抵抗があるのだけれど 糸子がときたまするそれは糸子の心中をあらわすのに これ以上ないというよう…

余韻

別れたあとに残る このあたたかさ またねって手をふった その指先ほどの 黄水仙の香る道 見上げれば抜けるほどの空の青どこまでも続いて・・・

また会おうな(カーネーション)

いよいよ激しくなる戦局 空襲・・ 疎開・・ お正月に神戸の家に行った糸子 おばあちゃん、おじいちゃんとのやりとり 頭の中の記憶がきまぐれに行き交うおじいちゃんが 糸子を娘と間違えながらも善作の死は覚えているところが切ない 自分だって丁稚奉公だった…

会話

あなたがわたしを確かめる わたしがここに確かにいることを ふたりがここにこうしていることを 眼差しで、指先で、ぬくもりで、並ぶ呼吸と鼓動で・・・ 夢をみているような 水のなかに浮かんでいるような 風に吹かれているような 不思議に懐かしい気持ちで漂…

光と影

接戦を落とす(藤島大さんの言葉)ことの多かった筑波が 接戦に怖気づくことなく明治を倒した 後半途中からの風が筑波のために吹いているかのような試合の流れ いや、何度も訪れるチャンスをものにできていないのは筑波もなのだが そのことを気に病む姿より…

I wish you a merry Christmas !

3連休はもうクリスマス気分 まずは大学時代の友人と家飲みワインパーティーの予定 黒崎に住む子がドイツワインをどっさり仕入れているというので 神奈川から帰省する子とおつまみ持ってお宅訪問 もう何年ぶり?っていうくらい久しぶりなのに まるで先月の例…

会いたいけどな(カーネーション)

学校ではひとの殺し方と どうやって死ぬかばかりを教え ひとはいつ死体になってもいい用意をしていました なんて強烈 なんて鮮烈 美しい死にざまなんてないと思う いかに生きてきたかがそのひとが死んだときに際立つだけで 堪助の出征・・・それは死への旅立…

たいせつなひとへ

あなたがわたしのすべてだとか わたしはあなたのただひとりのうんめいのひとだとか ずっとむかしにかんがえていたような そんなことはいまとなっては わらってしまっていえないけれど それでもふとあなたのことをおもいだすと こころだけでなくすべてがそれ…

空の色ににている

このごろずっと読みたかった本 すこしひらいただけでその意味がわかる キーワード満載!(笑) ひとつの疑問符は いつも 何かの始まりを 予言していた それは 昨日とちがう 自分の発見だったり 夢につながる インスピレーション だったりする こんな言葉で始…

綺麗なもの(カーネーション)

赤に白を混ぜたら? 桃色 もっと混ぜたら? 桜色 カーネーションと前後して里山の風景の番組があっていて 黄金色、緋色、雪白、群青、と綺麗な色に魅かれていたところ ふと「空の色ににている」の文章を思い出す 「花の名まえをつけてもらえる色なんて セン…

男前普及委員会推薦第2号

11月23日に行われた伝統の一戦、早慶戦 もちろんラグビーの話(笑) その日、ひさしぶりにピッチに戻ってきた彼にほぼ一目ぼれ 彼がボールを持つと前に進む進む そして彼が一番後ろに控えているというその意識が チーム全体に強い安心感を与えていることが見…

繋がる(カーネーション)

えーからはよ帰ってんか! 素人ちゃうで、あのドス あんたらのお姉ちゃん、どっかで修行したことあるん違うか? というまさこさんに いや、ないと思うけど わからへんで、うちらが知らんだけで・・ って妹たち・・おいおい! さすが糸子さんですね、好きやわ…

一緒にいこ(カーネーション)

おおきに・・おおきにな・・おおきに・・・ 何度もそういう糸子 固くもつれそうになっていたものが さりげない思いやりでほどけていくことがある ああ いまわたし縮こまりそうだったと 気づかせてくれるそばに寄り添ってくれるひと・・・ 泣いて泣いておかあ…

おおきにな(カーネーション)

おとうちゃん、 みんなほんまにやさしいわ おとうちゃんがそんだけみんなに優しうしちゃったいうことなんやろうな おおきにな おとうちゃん 親の大きさはあとになって知る 親にもらったものの大きさも・・・ ひとがなにを残すかって 目に見えないもののほう…

切ない

時間がゆっくりと流れる いつのまにかすこしだけうとうとしていた自分に気づいて慌てて部屋を見回した よかった なにひとつ変わっていなかった あの人の寝顔が隣にある 今日は眉間のしわも消えて子どもみたいな顔で眠っている 静かにからだの向きを変えて少…

RWC2019PJ福岡支部より2012ゴールデンオールディーズ・ワールドラグビーフェスティバルのお知らせ

本日ラグビーの催し物、来年福岡で行われる 2012ゴールデンオールディーズ・ワールドラグビーフェスティバルの キックオフフォーラムin福岡というやつに顔出してきました 場所は天神中央公園に緑の壁を見せるアクロス福岡 の7階、なぜかアサヒビールの中の…

言葉にのせる想い、言葉にならない想い(カーネーション)

様々なおおきに・・ やっといえた言葉 なかなか言えない言葉の奥にあるこころ 泰蔵さんと父さんの関係 父さんの泰蔵さんへの想い 泰蔵さんの眼差し 泰蔵さんにかけた八重子さんの言葉 泰蔵さんが子どもたちに託す八重子さんへの想い ただはらりと落ちた涙 出…

ラブレター

言葉の一番の役目は説明することではなくたぶらかすこと 最後のひとこと、殺し文句 このひとについていけば私にもなにかができる・・と思わせること ローマ人の物語 (1) ― ローマは一日にして成らず(上) (新潮文庫)作者: 塩野七生出版社/メーカー: 新潮社発…

4年の歳月

とあるチームのキャプテンが、亡くなったチームメイトを偲んでいた 直接面識があったわけではないが、その死は強烈に覚えていた たしかあのときここに書いたはず・・と探すと 亡くなった日から数週間後に記事にしていた それもただそのことだけでなく、それ…

流れ(カーネーション)

辛気臭いっていうのを馬鹿にしたらあかんよ あれは寿命縮めるからね 貞子おばあちゃんが素敵 会社はどうやら時代となんとか折り合いをつけて おじいちゃんたちもそれなりに不自由なくやっているようで 以前おばあちゃんが言っていた「ぶさいくなもの」も扱わ…

やっぱり元木由記雄はかっこいい!

RUGGER (ラガー) No.2 (エイムック 2298)出版社/メーカー: エイ出版社発売日: 2011/12/01メディア: 大型本この商品を含むブログ (1件) を見る いつ発売だったんだろう(12月10日発行にはなってるけど) 今日、ダンナが「はい!」ってくれた ワールドカッ…

明日へつづく

今日はラグビーがらみのお出かけの予定 家から乗り換えなしで行けるもんね・・と余裕かましていたら 思わぬところでホークス優勝パレードの交通規制の影響を受けた混雑に出会い 呉服町から中洲あたりまで人の流れに逆行しながら走る羽目に陥りました 飲んだ…

赤いスカート

昨夜は次男の友達が4人泊まっていった 朝ごはんには野菜たっぷりのスープを作って勝手に食べてもらった まだ少し残る風邪に用心してもういちど病院へ薬をもらいにいく 帰ってきてお楽しみの「カーネーション」 不覚にも声が漏れてしまうほど泣けて泣けて泣…

こころ(カーネーション)

糸子の宙をなぞる指先 そこには数日前にいた勝さんの大きな背中の影 なくなる直前に気づいた愛しさ なくなってしるその存在の大きさ 割烹着すがたの婦人会の数人の場面はショッキング 人の心の中にはいつの時代でも本音と建前があるはずだけれど 昨今のよう…