撫子の花びらたち

すべての出会いは幸せのためであってほしい

田辺聖子

恋にあっぷあっぷ

ごく普通の家庭の主婦アキラ。そのアキラが、人と出会い 仕事に出会い、少しずつ変わっていく。変わっていったのだろうか? それとも生のままの自分を出していったのだろうか・・。 現実とおとぎ話が交錯するような、リアルさと、夢見るような 薫りとがある…

甘い関係

台風接近のおかげで今日も読書三昧。本棚から適当に見繕ってきて 読み漁る。コミックより小説を選ぶのはいくらか難解なものを欲しがって いる?といっても大好きな田辺聖子さんがせいぜいですが・・(笑) 内容は・・・う〜ん、盛りだくさんで説明しにくい。…

お目にかかれて満足です

久々に読み返す。前に読んだのはいつだっただろうか?多分 結婚してからだったとは思うけれど・・・。 以前気づかなかったことに気づく。以前、上っ面だけで読んで いたことが胸にお腹に、ズシンと響くような気がする。それは 幸せなことなのだろうか、不幸…

味方

「あたしはずっと達彦さんの味方だからね」 「かわいそに わしはあんたの 味方やで」 状況も話した人物もまったく違うのだけれど、奇しくも「味方」という 言葉が重なる。 上は、「純情きらり」ファンには説明のいらない、桜子の言葉。下は 今日の田辺聖子さ…

NHK 知るを楽しむ 人生の歩き方

子供は変わるもん 今だけみてなんでこんな目にあうのかなんて 思わん方がいい 後に残るという愛情もあると思います(だんなさんを看取って) ほんのちょっぴりの話だけれど、なんだかとても心に滲みた。 田辺聖子さんは、紫の上のようで、紫の上よりも幸せで…

歴史を愛する

このところ、読んでいるのは「小町盛衰抄(歴史散歩私記)」 持っていたけど、あんまり印象に残ってなかったのを何故か手に とって読み出したら・・・のだめカンタービレを見逃しそうに なるほどにはまってしまったのです・・。 小野小町や紫式部を自分と重…

やさしい声を出すキカイ

田辺聖子さんの「苺をつぶしながら」をまた読んでいる。もう 何度も読んだ程大好きな作品なので、拾い読みをしても楽しい。 それでも、読むたびに新しい心の動きを感じるのでやめられない。 あのう、寝る、ということは、ですね、私の場合(というか、 女の…

蝶花嬉遊図

おとついの夜、久しぶりに読み返した。はまぞうで出そうと思ったんだけど 画像がついてなかったので、愛読書を写して載せてみました。今日の写真は この本の表紙です。秋に桜が咲いているのは、このページかニュージーランド くらいのもんじゃない? 何回か…

年とるほど愛情に貪欲になる

ドラマを観たら、田辺聖子さんの本が読みたくなった。朝の つぼにはまったのは、城島さんでしたっけ、彼のお父さん役が 予想以上(予想外?)に感じが良かったこと。田辺さんのエッセイの 中で、理想の男性像を、書かれてたのがあって、それがもう、理想 も…

鴨居まさね(YOU 最新刊)

鴨居まさねは好きな漫画家。「雲の上のキスケさん」はだ〜いすき! その彼女が、YOU最新刊に描いてたのを見てびっくり!なんと、原作が これまた大好きな田辺聖子さんだったんです! う〜ん、不思議なコラボレーション。違和感のないとこがすごい。 純情きら…

「私的生活」

最近(というか、昨日から今朝にかけて)読み返した、 田辺聖子さんの小説。「言い寄る」「私的生活」「苺をつぶしながら」 と、3部作と言える、作品。主人公、乃里子の、独身時代、結婚生活、 離婚後の暮らしとわけることができる。最初は、「苺をつぶしな…

ほろ酔い気分で

酔って気分がいいので、今日はわたしの好きな物・・ おいしいものとおいしいお酒 それよりもっとあらまほしきは、話の分かる素敵な友達。 尊敬するのは、田辺聖子さん。 なんで、なんで、あんなにいろんなお話がかけるの!!! とっても可憐で、とってもいろ…