撫子の花びらたち

すべての出会いは幸せのためであってほしい

自分から踏み出す(どんど晴れ)

 大女将が夏美に話してくれた「人の上に立つひと」の心構え。
なんだか、「純情きらり」で、かねさんが桜子に伝えたことを
思い出しました。あのときも、帳簿のことかなんかでだれかの
名前を安易に出したことから始まったのよね。本当のことを
いうだけでは足りないということが、上を目指すひとの大変さ。
いい人なだけじゃやっていけない(悪いところをもてっていう
ことじゃなくて)。


 どんなに辛いときでも意固地になるな・・という言葉が深かった。
一生懸命やってると、一生懸命やってる自分に酔ってしまうところが
人間あるから・・(笑)。「甘え」と「甘えること」は、違うんだな
と、思った。手助けが欲しい時、だれも助けてくれない・・と思う
のは甘え。一歩自分で踏み出して、素直に助けを求めるという人に
甘えることも時には必要なんだろう。でも、それでも助けてもらえない
時は、まだまだ自分がしなくちゃいけないこと、手順を踏まなければ
いけないことをしていない、気づいてないのに、ひとに任せてしまおう
としている甘えがあるときなんだろうな。
 環さんの「ほっときましょう」というのが、はじめはとても冷たい
ような気がしたけれど、それはそれで一理あるんだなあ・・て思えたり
して、人の見方も言葉の感じ方も、ちょっとした心の持ち方で随分
変わってしまうものなんだ・・と自分でも気づかされました。


 いきなり「みなさん!」と自分の都合で切り出してしまう夏美は
受け入れてもらえるかどうか・・?それでも自分から一歩踏み出した
ことは、それなりに前へ進んでいく・・ということでしょうね。
動けずにとまってしまっては、なにも始まらないのだから・・。


 ・・ということは、彩華さんのあのバイタリティには頭が下がる
かも(笑)。良い悪いは別にして(強調!)、自分で自分をどう見せよう
か、常に軌道修正しながら自己プロデュースしているのにはあきれる
ほど恐れ入ります。今日のこうじくんとのツーショットの前に画像が
フラッシュバックしたのは、まるで「こうじ用の泣き落としぶりっ娘に
へんし〜ん!!!」みたいだったなあ・・(笑)。ここまでくると
笑うしかないぞ・・。


 佳奈ちゃんイーハトーブのマスターに「たまにはいいこというじゃん」
はい、わたしもマスターがいいこと言ったのを聞いたのは初めての
ような気がします。存在感ありそうな、立場にいるわりには、今まで
いちども魅力的だと思ったことがないのよねえ・・このマスター(笑)。