撫子の花びらたち

すべての出会いは幸せのためであってほしい

2006-11-01から1ヶ月間の記事一覧

ひとりでいると

あんまりひとりでいると年をとってしまうような気がする。 自分で考えて結論を出して納得して老け込んでしまうような気がする。 「愛してる」って言葉にしても何も心が動かない。 そんなことよりあなたに逢いたい。 寂しがって悩んで泣いてわめいてもういや…

ひとりきりの出征(芋たこなんきん)

写真館にやって来た出征兵士。身寄りがないという。どうか出来 上がった写真を預かっておいてくれ、と頼む。 承知しました。必ず帰って来てくださいね・・と父。 たったひとり、どんな心を抱えて戦地に向かうのだろう・・。愛する 人を故郷に残して後ろ髪ひ…

恋愛小説か(芋たこなんきん)

いとこのお兄ちゃんに、自作の小説を見られた町子。しんじは、少し 読み、「恋愛小説か」という。ちがう、愛国小説や!という町子だが、 案外、しんじの言ってる方があたっているかもしれない。 戦争ものなど大嫌いだったはずなのに、ジャンヌ・ダルクの物語…

その27 溢れる

とりあえず、人のいるところに行こうと思い立つ。ひとりで空を 見上げても、こころは凍るばかりだ。暖かい場所へ行こう。ひとの 体温を感じる店にいこう。アニキのとこしかない・・と夜の街を テンポをあげて歩く。ネオンが水面に滲む川にかかる橋を渡る。 …

片付く(芋たこなんきん)

英語が敵性言語と使えなくなるご時世。女学校でも英語の授業は なくなる。英語の先生から和裁の先生にと変わった女性がつぶやく。 「どちらかに早く片付けばいいのに・・」。 まだまだ身近には迫っていない戦争・・。町子たちが考えるといえば 甘いぜいたく…

お出掛け・・女の子とデート

風邪気味もなんのその、めまいがするのも気のせいだ・・? と、行きたい気持ちに素直にお出掛けしてきました。ホテルの レストランでフレンチ・・ううっ!久々の贅沢だ。やっぱ、たまには これくらいないとね。 女二人で、ゆっくり楽しんで、デザートだけは…

クリスマス気分で・・

その26  満足

深い、深い、満足は ちいさな覚悟と似ている もう二度と逢えなかったとしても この出逢いに感謝します・・・と あまりにひとりでいると心が波立たないことに不安を感じる。 少し前は、恋に焦がれる自分が鬱陶しかったのに・・! 空を見上げる。いつの間にか…

大根処分の映像

なんかやりきれない。絶対ばち当たりなことだと思う。白菜・大根 大豊作で処分?食文化が経済に陵辱されてるような気がする。 この間、誰かが、果物が盛りを過ぎたときはジャムにしたら・・って 話してたけど、ちょっと違うって思った。古い果物なんてジャム…

おしゃれのこころ

いつも行くセレクトショップのお姉さんとランチをすることになった。 ・・20代の女の子とデート・・ちょっと緊張。向こうも、本決まりに なって、日にちを決めるときには緊張してたのがみてとれた。ありそうで あんまりないんだろうな、客と店のスタッフと…

・・いくつもの・・出会い

昨日は、お弁当で夕食にして、のだめを録画予約して早々寝るつもり・・ が面白かったのでのだめカンタービレはしっかり観て早寝しました。 ちょっと風邪気味・・でもそれ以上寝ても・・。 いつものおなじみのブログ巡りをしたら、なんだか力が出てきたよ! …

のだめと純きら

純きらで大好きなレビューを書いてたaさん、のだめカンタービレも やっぱりいいこと書いてくれちゃってる。つい純情きらりと比べちゃう くせはお互いなかなか抜けませんね、ましてや、ピアノは出てくるし、 達彦さんの福士くんは出てくるし・・。 人と人との…

ひとを好きになったら・・(芋たこなんきん)

町子はまじめな愛国少女。自分で書く小説までも時局にあった 愛国小説。徴兵されるひとに対しても、今はそんな時代なんやから お国のために身を捧げるのは当たり前やないの、兵隊さんが逃げて たらだれが戦うっちゅうの!ってな感じです。 そんな町子に、ま…

ピンクのモーツアルト(のだめカンタービレ)

もう、もう、音楽に溢れててうれしい! 福士誠治くん出てきて、さらにしっかりとした存在感。しかしなんで いつも風変わりなヒロインに純情に想いを寄せるキャラなの?ピンクに 染まったほっぺが可愛かったねえ、スズランいいなあ! 差し入れを下げ、エプロ…

きれい(芋たこなんきん)

夢見る少女の町子ちゃんも、もう15歳。時代はいよいよ戦争へと 向かいます。「わたし、書かなあかん・・」と原稿用紙に向かう 大人の町子さんの思春期・・です。 ものごとにはつくづく見方によって変わる面があると思う。 軍国主義も、兵隊さんも、きれいな…

昨日のこと

だんなの後輩夫婦が家に遊びに来た。私達よりだいぶ若くって 子供さんもいないので、我が家の子供達にとっては、大きな お兄さんとお姉さんの気分で、時々来てくれるのを楽しみに している。そして何より彼らが楽しみにしていたのは、家族では 行かないカラ…

よう生きてたねえ(芋たこなんきん)

たかしのハンスト、浮浪者の餓死寸前までの衰弱、健次郎の怒鳴り声。 三度三度ごはん食べることが生きる力になってるってことがわからなく なってる・・いつでも食べられるから、平気でごはん抜いてしまう・・。 戦中、戦後、生きるために、食べるために、大…

自分で気づくこと(芋たこなんきん)

のぼるの漢字の特訓をしているきよし、努力せんとつまらん!と。 それを、そこまでにしよ・・ととめる町子。努力は人に言われてする もんとちがう、自分が今せんとつまらんなあと気づいてするもんだ から・・と。きよしくんありがと・・って。気づかせてくれ…

嫁・姑は日本文化の継承者?

ふと、思った。違う家に育った二人が生活を共にする結婚って、それは それは大変なことだ。愛し合っていても、思いやりを持っていても 相容れないところが出てくる。それなのに、台所に女二人・・ってだけでも ひと騒動あるのに、嫁・姑同居・・ってどんなに…

感じるのよ・・荒木経惟さん

アラーキーこと写真家荒木経惟さんが生活ほっとモーニングに出てあった。 「過激」とか「ヌード」とか取り上げられることが多いけれど、このごろ この方が撮っておられるものは「日本人の顔」だ。各県で、一般公募した 普通のひとびとの写真を撮りに、全国を…

大掃除

今日は忙しかった。ってか、お客さまが来るんで大掃除してた だけですが。前に書いたリフォームの件で取材を受けてしまった! ・・家の写真を撮るもんで(リフォーム記事ですから)掃除も 念入りにしとかなきゃ!と、何ヶ月ぶりかの大掃除でした、ここ 3日…

人生とんとんや(芋たこなんきん)

おりんさんの店の提灯の話が町子に伝わる。なんで隠してたの? と町子。隠してたわけじゃない、と健次郎。 そうして、健次郎が話す。おりんさん、若いお客さんがいっぱい 来て、おいしいおいしいって食べてくれたって喜んでたよ・・と。 そう、このことだっ…

子供の可能性

昨日のこと、買い物の荷物がいっぱいあったので、玄関先に運び入れて 私は駐車場まで車を戻しに行った。帰ってくると、玄関に置いたはずの 荷物がきれいになくなっている。あれ、○○(次男の名前)運んでくれたの? といいつつ部屋にはいっても、それらしきも…

心配も楽しみも・・何倍?(芋たこなんきん)

初めてきいたなあ・・というたこ芳のりんさんのお話。言っては なんだけど、こんなことがあったおかげで聞けた、という面も。 何かがきっかけで、もうひとつ新しいことが見えてくることもある。 話をきいてすぐさま(しかもさりげなく)たこ芳に行ってみる …

見交わす(のだめカンタービレ)

のだめと千秋のラフマニノフ・・・よかったよお!のだめの、思い詰めた 緊張が、曲とともにほどけていく感じがなんかイメージとして合ってたと 思う。最初は、爆走状態ののだめが、だんだんと人と関わりを持つ余裕を 取り戻していく感じ。後半は、千秋とのだ…

今を生きることと過去を切り捨てることとは違う

桜子が一番落ち込んでたころ、冬吾さんがやってきて楽譜を焼くという 荒療治で、桜子に「わたしには音楽がある」と気づかせる。 でも、それで立ち直ったわけじゃなくて、達彦さんが帰ってくるまで 色々あったのよね。 あの時、桜子はただ「私には音楽がある…

鴨居まさね「達人大勝負」

YOU 23号、鴨居まさねさんが、田辺聖子さんの原作で描いた作品。今日の 「芋たこなんきん」のおじいちゃんを見てて思い出しました。 病院の前でいらっしゃい・・なんていうキャラはここからとっている のかな?すっごく理解不可能のようなおじいちゃんが、主…

ちいさな世界(芋たこなんきん)

町子さんのもとで働くことを決めた矢木沢さんがいう。いままで 一生懸命働いてきた、社会や男の人を相手に戦うみたいに・・でも それって、ちいさな世界だったんだなあって。花岡先生のおうちには いろんな、ひとりひとり違う人が一緒にいる。それのほうがす…

フィクション

文章で、フィクションでないものがあるだろうか? たまたま立ち寄ったブログで見つけた一文。確かに!この私のブログですら 日記を書いていても事実ではないかもしれない。すべての事実も、書く人の 数だけ違うフィルターを通された違う物語になるのだろう。…

覚えていることは愛?

remember me to one who lives there とあるところで、remember me to ・・・によろしく・・というのを見た。 で、サイモンとガーファンクルの「スカボローフェア」を思いだした。 この曲を知ったのは、大島弓子の「まだ宵の口」う〜ん、繋がるなあ・・。 か…