撫子の花びらたち

すべての出会いは幸せのためであってほしい

自分から動くということ

前から興味のあったダンススタジオ主宰のサークルに出てみた
リーダー二人にパートナー二人、それにセンセイご夫婦のふたり
ある意味すっごく贅沢なメンバー構成
ラテンとスタンダード都合七種目位を次から次に踊る
1時間ほぼ踊りっぱなし


それぞれのルーティンもそこそこ長く
内容は分かってもどういう順番だか覚えるのは一苦労
センセイとまず踊ってもらってそのあとメンバーふたりと順番に
センセイはリードしつつ次はなに・・と言ってくれるので
ほぼついていくかたちでなんとかそれなりに踊れるけれど
メンバーの方々はそこまでリードもはっきりはしないし
こちらもしっかり覚えてないとあれあれ?と迷ってしまいそうになる
もうその緊張感がなんとも楽しいのと苦しいのと(どっちだ!)


次もやりたい!出席したい!と思ったから
そのためには少しルーティン確認できた方がいいよねと
個人レッスンを受けることにした


ルンバは覚えた
さて次は?と思ってると
センセイ曰く「すこし教えたいことあるんだよね」
と、ワルツからのスタンダード種目は体の使い方をみっちりレッスンすることになった
あ〜・・サークルのルーティンはまた今度覚えるしかないか〜・・


最初に組んで一歩踏み出すところからすでに指導が入る
腕の張り方背中の使い方脚の出し方コンタクトの位置
ふたりの位置がパズルのようにぱっきり入って
正しいベクトルと力の動き方で最小限の力で最大限の効果を産むように
「学生時代みたいな踊り方してたらこれからからだ傷めるからね」
って、なんともやさしくいたわるようなことを言ってくださるのだけど
それをマスターするためにはこのごろ使ったことないような筋肉を
これまた気を抜くことなく使い続けなきゃいけないんですけど・・(汗)
からだを右と左と半分づつ動かしなさいって
はい!っていいつつそれこそ半分は分かってないんですけど〜!


緊張と上を向いているのとで顔に汗はかかないのだけど
頭から首筋へたらたらと流れてるのが分かる
走れっていわれてもこんなの無理
でも踊るのならこのままずっと踊りたい気分でいられる


この日言われたのはリードを受けるだけでなく
自分でつぎへ向けて動いていくこと
それがまた相手のスムーズな動きへと繋がるのだよね
ダンスも時代とともに考え方が変わってきているのだな
音楽とかリズムの取り方とか
もっといえば男と女の役割だとか表現の仕方だとか



自分からどう動くか
自分が動くとそのまわりはどう変わっていくのか
息を合わせ相手のことを感じながらも
ただ受けとめるだけでなく
一緒に目指したいものは何なのか
常に確かめ考えながら動いていくこと



少なくとも
できるはずないよ〜と投げ出すより
どんなふうに取り組もうかとやってみるほうが
ずっといい
一か月前とは確実に違っている自分のからだを感じて
自分から動くということの大切さを本当に感じている


それともうひとつわかったこと
ひとと競争することにはあまり興味のない自分だけど
だからといって負けず嫌いではないことはないみたい
一番になるのは限られるので難しいけどとにかく認められたいみたいね
褒められるともっと褒められたくて頑張れるタイプのようです
(って、ここに書いてどうする!って感じですが・笑)