撫子の花びらたち

すべての出会いは幸せのためであってほしい

2007-07-01から1ヶ月間の記事一覧

甘い関係

台風接近のおかげで今日も読書三昧。本棚から適当に見繕ってきて 読み漁る。コミックより小説を選ぶのはいくらか難解なものを欲しがって いる?といっても大好きな田辺聖子さんがせいぜいですが・・(笑) 内容は・・・う〜ん、盛りだくさんで説明しにくい。…

台風のおかげで・・

「明日3時頃来るの?どれくらいいるの?」とは、昨夜次男が言った 言葉。何だかまるでお客さまを待ってるみたいねえ・・と笑った。 昨夜のうちに連絡が入り、ラグビーの土曜練習は休み。長男の高校の ほうも、学校の課外も、部活も、どちらもお休みで完全な…

考える(どんど晴れ)

客の食べたいものを用意してくれるのなら自分はジャージャー麺が 食べたいという客。なんとかその要望に答えようとする夏美に、料理も 加賀美屋のおもてなしのこころ、夏美は板場のつくる料理を自信を もってお客さまにお出しすればいいという柾樹。客に気を…

祭り

祭りの前の胸騒ぎ 祭りのあとの所在なさ 二人で歩いていたときは 何を想っていたのだろう 小指をからませてたくせに 何を見つめていたのだろう おろしたての浴衣に気をとられ 鼻緒の痛みを我慢して ふたりでいながら 自分のことばかり考えていた? 祭りの夜…

風に吹かれて

何だかいろいろあった昨日。自分が空っぽになったような気がする。 いや、自分が空っぽだったことに気づいたんだろうか? 悩んだ時には本を読む。頭が痛くなるほどに読み続ける。目が痛く なって、頭がガンガンして、何でもないことで涙を流して、本の中の …

うちの座敷わらし(どんど晴れ)

またまた夏美ちゃんの天然が炸裂しそうでしたね。でも、以前より かなりレベルアップしてるってか、洗練されてるってか・・洗練された 天然っていったいどんなものなのか自分でも分かりませんが(笑)。 岩手山のお顔・・のお話は面白かった。岩手山に限らず…

お目にかかれて満足です

久々に読み返す。前に読んだのはいつだっただろうか?多分 結婚してからだったとは思うけれど・・・。 以前気づかなかったことに気づく。以前、上っ面だけで読んで いたことが胸にお腹に、ズシンと響くような気がする。それは 幸せなことなのだろうか、不幸…

先生と飲む

昨日は高校の学年委員会・・の親睦会。一年生の保護者の 学校の委員を引き受けた人たちと、一年生担当の先生方との 飲み会でした。担任の先生一人当たり、保護者2〜4名という 贅沢と言えば贅沢なほどに先生と話せる会になりました。 上の方の役員を引き受…

不安だったんだ(どんど晴れ)

浩司が「もう、ひとりでは耐えきれない・・」と夏美に 自分が見たことを喋ってしまう。そして、自分の気持ちを ぶちまける。やっぱりそうだったんだ・・ずっと不安だった んだ・・と。 夏美は驚きながらも浩司に言う。わたしは、もしそうだった としても柾樹…

気のやりとり

よそさまのブログ(それもコメント!)からヒントをいただいて考える。 すっごく料理がしたくなるときと、どうやっても思い浮かばないときとが ある。新鮮な野菜や、美味しそうな魚を目にすると、ようし!これをどう 料理してやろうか(ほんとに料理するんだ…

 21

心の中に波が打ち寄せる。どこから湧き起こるのか分からない波が幾度も うち寄せて私を不安にさせる。 いや、この不安は、不安と呼べるものなのだろうか?不安と呼ぶには、 微かに甘く、そして儚すぎるような気がする。粉砂糖の上に、スプーンで 形をつけた…

よく頑張ったな(どんど晴れ)

いろいろあった女に、「よく頑張ったな・・」なんて、なかなか 言えるもんじゃない。柾樹が彩華の話を聞いて、自然とそう声を かけるっていうのは、ふたりの昔の関係がほんとうに家族のように 親しかったんだろう・・懐かしい仲間だったんだろう・・って想像…

ファザコン?

女の子にとって、父親に無条件に愛され大切にされた記憶というものは 後々、影響を与える・・とかいう話をこのごろ耳にしますが・・。 父親が眼鏡を掛けていたので、ある程度の時期まで眼鏡掛けてない 大人の男の人は嫌だった。そもそも大人の男の人が気持ち…

恋する女(どんど晴れ)

恋する女は可愛らしい。恋する女は残酷だ。 柾樹が帰って来てからの夏美は、ほんとに生き生きとしている。大好き なひとのそばにいられるってこんなに幸せなんだ・・って思うくらい。 そして、その天真爛漫な明るさは、時として目障りなほどに無神経に 見え…

大好きなココロ

大好きだから一緒にいたい 大好きだからはなれてても大丈夫 大好きなココロに聞いてみて 意地っ張りなココロはなかなか喋らないけど ずっと一緒にいたい 溶け合うくらいくっついていたい 出来ないことを思うと 切なくなるから それでも 思っていないと思うと…

 20

久しぶりの何もない休みにコーヒーを淹れる。買ってから数回しか 使ってないエスプレッソマシンに、ごく細かく挽かれたエスプレッソ用の コーヒー豆を入れ押しつける。セットして、ボタンを操作して・・・。ああ、 まだ慣れてないや、もう一度説明書を見なが…

ラグビーつながり

息子は卒業してしまったけれど、知り合いがいっぱいいて、変わらず 応援しているジュニア(中学生)チーム。昨日はたまたまそのキャプテンを 家まで送り届けることになったので(家がちかくなもんで)はからずも いろいろ話せた。去年のチーム、今年のチーム…

7月7日 晴れ

「7月7日 晴れ」というのはドリカムの曲名。何だか今日は 思いだしてしまった。 七夕を祝ったのは小さい頃。どんな願い事を短冊に書いたこと だろう。今になっては何も覚えていない。 今、何故か願うのは「7月7日 晴れますように・・」ということ くらい…

 19

帰りの車の中で、会話も出尽くしたあと、ふと聞きたくなった。 「どうしてわたしのこと誘ったの?」 「理由なんてないよ」 「女の人とよくドライブにいくの?」 「・・答えられないな・・」 ちょっと気分を害したような声だった。「美卯ちゃんはいったい何が…

GOD SHIP(さくら)

みどりさんが赤ちゃんを産んだ。そこに立ち会ったひとたち。god ship というのは、赤ちゃんが産まれる時に立ち会ったひとたち、神様がそこに 立ち会うことを決めたひとたち・・という意味らしい。 出産を前に、みどりが元ダンナに自分の気持ちを吐き出すよう…

平治とカツノ(どんど晴れ)

柾樹が加賀美屋に帰ってきた。おばあちゃん、カツノのところへも 夏美と共に挨拶にくる。そこへ平治さん。「あんたのうれしそうな 顔でも拝もうかと思って・・」っていいね。好きなひとが嬉しそうな 顔してるのを自分の幸せにできるってしあわせだ。 そこへ…

信じていたから(どんど晴れ)

柾樹が盛岡に帰って来た。夏美との今日のシーンはもう溶ろけちゃいそう です。うしろから抱きしめる・・じっと見つめる・・おでこをくっつける・・ や〜ん!!もうツボにはまっちゃいそうですぅ!!! と、書いてたらスタジオパーク始まっちゃったよぉ!今日…

18

やがて、左側に海が広がった。さっきからちらちらと見えてはいたが もう、見渡す限り海だ。 「窓を開けていい?」 自分でも思いがけないほど弾んだ声でそう言っていた。 「もちろん、どうぞ」 いっぱいにあけたとたんに、潮の香りが押し寄せて来た。髪の毛が…

 17

「美卯ちゃんは・・」 と、声を掛けられて耳たぶがくすぐったくなった。もう、30も 越えたことだし、新しく知り合った人にちゃんづけで呼ばれること なんてもともと滅多になかった。仕事関係は名字で呼ぶ。親しい友達も 大抵は名字からつくったニックネー…

おんな・オンナ・女(どんど晴れ)

智也くんに「男として一度はつきあってみたいタイプ」と いわれた香織さん、う〜ん、惚れられたら男冥利につきるよね なぁんて思ったりして・・。それくらい、今日の彼女はいい女 だったぞ。いい女というもの、どこか、男以上に男らしい(?) 部分を持って…

 16

夏が近づくと先輩のことを思い出す。亡くなったのは寒い冬だった のに・・。誕生日は秋が深まる頃だったのに・・。 亡くなったことを友人から人づてで知り、どうしようかと迷っていたら 先輩のお父さんから葉書が届いた。下宿から引き上げてきた荷物の中に …

 15

コーヒーを飲みながら高速道路への道を走る。何か話そうか?何より こんなに何も知らない人とそんな遠くへ出掛けていいの・・?と困った 顔になっている自分が想像できる。素知らぬ顔を装ってはいるけど。 思い切って隣りに顔を向けると・・電話が鳴った。ど…

 14

ほんとにどうしてだか分からないのだけれど、今また、わたしはあの 男の運転する車の助手席に乗っている。あの電話で、どうして私からの 電話だって分かったの?見知らぬ携帯番号にかけるなんてこわくないの? というわたしに、プライベート用の携帯だという…

揺らがないひと(どんど晴れ)

今日の香織さんは素敵でした。これは・・というときには 仕事を休んでまで確かめに来る・・というのもすっぱりしてて いいなと思う。今の彼女にとっては、仕事は都合がつけられる ものだけれど、柾樹のことを確かめに加賀美屋に行くということは 後回しにで…