撫子の花びらたち

すべての出会いは幸せのためであってほしい

台風のおかげで・・

 「明日3時頃来るの?どれくらいいるの?」とは、昨夜次男が言った
言葉。何だかまるでお客さまを待ってるみたいねえ・・と笑った。


 昨夜のうちに連絡が入り、ラグビーの土曜練習は休み。長男の高校の
ほうも、学校の課外も、部活も、どちらもお休みで完全なオフになった。


 目覚ましをかけずに眠るのは何ヶ月ぶりだろう!まったく、今日の
私には幸か不幸か、心に掛かるものが何一つない。ここ数ヶ月、ずっと
何かに追いかけられているような、または、何かをずっと待ち続けて
いるような、不思議な緊張感があった。それが心の張りにもなっていた
のではあるけれど・・・。


 どんなに遅く眠っても、5時半か6時ごろには一度目覚めて、枕元に
目覚ましがわりに置いている携帯を確認していたのだけれど・・・。


 目覚めたら7時半だった。夜中に一度も目覚めなかった。まるで何か
憑き物でもおちたかのような、深い眠りにおちていたような気がする。


 もっとも、起きたら台風を待つ身。すっきり爽やかというわけには
いかないけれど、一日家に籠もって子供達と過ごす。お盆の一日は
こんな何にもせずにただお寺さんが来るのを待ちつつみんなで過ごすと
いうひとときがあるけれど、もう少し神妙な面もち。それからすれば、
いくらかの緊張を孕みながらも、なんとも雑ぱくで卑近で、いくらか
ドキドキしながらも緩みきったこの一日。


 お客さま(笑)は6時ごろとか・・。どうか穏やかに訪れて、穏便に
帰って下さればいいけれど・・などと思いつつ・・。
 といいつつ、お客さまより前に、我が家の主人は仕事で外に出てる
のよねえ・・。