撫子の花びらたち

すべての出会いは幸せのためであってほしい

今ごろ山笠

 テレビをつけると何故か博多祇園山笠の特集番組があっている。
再放送・・なのかな?


 今年の山笠前日は、博多では台風4号が心配されていた・・確かに
何だか遠い昔に思えてしまう。そいでもって、大抵、山笠・追い山が
終わると、途端に夏が色を鮮やかにしてやってくるイメージがあった
のだけれど、今年は梅雨空が残り、なんだかすっきりしなかったこと
を覚えている。


 昔はテレビ放映などなくて、その場に行くしかその祭りをみることは
出来なかったけれど、幸せと言うべきか面白くないと言うべきか・・。


 しかしながら・・あの山笠も、男達はなんだかずっと楽しんでいる
けれど、あの締め込みひとつ洗濯するのも大変なのよねえ・・なおらい
とかいってしょっちゅう飲んでるけど、そのたびに用意してるのは
やっぱり奥さん連中だし・・。


 などと・・ラグビーの泥だらけのジャージを洗いながら、ふと思い
を馳せる、暑い暑い昼下がりです。ちょっと疲れているのかしら?


といいつつも、あの迫力の勇姿を、男達が熱中するあの顔つきを見れば
そんなくすぶる想いはかき消されてしまうことは事実。女が入れない
世界だからこそ、女には出来ないことだからこそ、その想いを支えたい
という気持ちにもなる。


 何かに向かっていくときの男の信じられないほどの情熱と純情・・
愛しいものを守ろうとする、女の根気強い愛情・・・そんな違うものが
一緒に生きているからこそこんなにも長く続いているのかもしれない。