撫子の花びらたち

すべての出会いは幸せのためであってほしい

嫁・姑(どんど晴れ)

 危機を乗り越えた加賀美屋。母屋では今日の労をねぎらって
夜食でパーティー?夏美も加わり、なんだか和気藹々・・。
大女将も登場、板場に入ったことを詫びる環に、きっと私が
あなたの立場でもそうしていた・・と。


 安心した環、ちょっと気を緩めたか、お酒が入ったか、もう
お母さんにはいつも叱られてばっかり・・なんてぼやいたり
して・・。そうなると、カツノもそんなに呑んで大丈夫なのか?
とかそのかっこは何だ!とか、ちょっと口うるさくなったりして・・。


 さすがの夏美のフォローも、あんまりききません。周りの家族の
ほうがよっぽど慣れてたりしてね。女将・大女将といえども、旅館
で見せる、深い懐、強い我慢、要らないことは一切言わない気遣い
・・なんてものをはずしたプライベートな時間であることだけは
間違いないですね。「ケンカするほど仲がいいってことですね」と
いう言葉は、夏美が考えた以上に深いところでそうなのかもしれない。
「ケンカできるほど、家族だと思っている」・・ってあたりかな?


 今日の一番の突っ込みは、おい!夏美ちゃん、ほんとにひとに
言われるまで柾樹がこの場にいないことに気づかなかったの?普通
一番好きなひとは、どこにいても、どこにいるかチェックしてると
思うけど・・。孤独な柾樹・・ですね、確かに。
 それこそ・・すでに家族同然の感覚・・ってわけでしょうか?(笑)