撫子の花びらたち

すべての出会いは幸せのためであってほしい

覚えていることは愛?

 remember me to one who lives there


 とあるところで、remember me to ・・・によろしく・・というのを見た。
で、サイモンとガーファンクルの「スカボローフェア」を思いだした。
この曲を知ったのは、大島弓子の「まだ宵の口」う〜ん、繋がるなあ・・。


 かたや、松任谷由美の「青春のリグレット」。
わたしを忘れないで にくんでも おぼえてて
今では痛みだけが 青春の リグレット


 愛と憎しみは裏表であって対極ではない・・と。好きの対極は嫌いではなく
無関心である・・と。


 人は、記憶の限り愛するのかもしれない。愛する人と逢いたいと願うのは
そのひととの共通の記憶をより多く持ちたいと願っているのかもしれない。
優しい思い出より、強烈な記憶を残すことが出来るのなら、憎まれてでも
残したいと思うこともあるのだろうか?


 自ら命を断つ人こそ、強烈に愛に飢えていたひとなのかもしれない。