撫子の花びらたち

すべての出会いは幸せのためであってほしい

フィクション

 文章で、フィクションでないものがあるだろうか?


 たまたま立ち寄ったブログで見つけた一文。確かに!この私のブログですら
日記を書いていても事実ではないかもしれない。すべての事実も、書く人の
数だけ違うフィルターを通された違う物語になるのだろう。


 原作とドラマは違う。ただ、そこに原作への愛情と敬意があれば、大切な
エッセンスはきちんと残る。愛されれば愛されるほどに純粋なものになって
いくような気がする。


 時間が経って、純情きらりが思い出になっていっている。久しぶりに自分の
書いたものを読み返してみたら、自分がいかにあのドラマを愛していたか
自分で感じる。宮崎あおいちゃんも福士誠治くんも、すべての人と、役者さん
たちが、集まるべくして集まって出来上がったように思われる。


 やっぱり純情きらりは、わたしにとって「恋」に一番近いような気がする。