撫子の花びらたち

すべての出会いは幸せのためであってほしい

特別の想い(ちりとてちん)

 寝床にあつまった徒然亭一門。そこへまたちょうどあらわれる
草若師匠。くるっと返って出ていきました(笑)。


 「師匠!」とすぐさま追いかける草々たち。一瞬ためらい動け
なくなる小草若・・・。


 「実の親子だからこそ、特別の想いがあるのやろ」という草原
にいさんの言葉は深い。そう思ってみるからこそ、あの小草若が
ただのとんでもないいい加減な薄情野郎では終わらない面白さが
あるんだ。だから、四草に「使わない手はありませんよ」なんて
言われるアホやけど可愛いところがあるんだ(笑)。もっとも
あの算段好きのクールな四草がこれまた師匠の顔を見るときは
淋しそうな子猫のような顔に一瞬なるところが可愛くて気になる
んですが(笑)。


 特別な想い・・ねえ。寝床の熊五郎さんに対する奥さんの想いも
そんなもの?「いったいどんな人生を・・」とあきれられながら
こんなにダンナの歌にメロメロになれる奥さんが羨ましいよ(笑)。