撫子の花びらたち

すべての出会いは幸せのためであってほしい

きみが隣りにいてくれれば・・(ちりとてちん)

 アホやけどどっか憎めない友春くんが、今日は何だか可愛く
見えたなあ・・。喜代美の部屋までやってきて、話をする友春。
正直に言えば自信がない自分だけれど、喜代美がとなりについ
ていてくれたら頑張れる気がする・・と。


 ともすれば、男の人は強い女よりも、優しくてはかなげな
女の人が好きなようだけれど、それはなにも弱い女の人を
自分が守りたいというばかりでもなく、そういうひとは勝手に
どこかへ飛び出して行ったりせずに自分のそばにいつもいて
くれそうな気がする・・という部分もあるのかなあ?とふと
考える。かといって、だれでもいいわけでもなくて、やっぱり
一番大好きなひとに隣りにいてほしいのだけれど・・。


 「帰る場所」が欲しいんだろうなあ・・。そこに帰ってくれ
ば、何もかも忘れて安心出来る場所・・。


 しかしながら、喜代美ちゃんはこれまで誰の前でしゃべった
ときよりなおはっきりとした自分の気持ちを友春にしゃべった。
師匠さんの落語を受け継ぎたい!と。


 清海の存在があきらめたくないという心をたすけ、友春から
の話がその気持ちをまた確認させる。いつも隣りにいる、ただ
ひとりの存在になることはなかったけれど、このふるさとの
ひとたちは、誰もが喜代美の人生においてまたかけがえのない
大切なひとであることは間違いない。


 ところで奈津子さんたら・・小次郎さんとの関係はこれから
先、なにかまた楽しいことが起こるのでしょうか?(笑)。