撫子の花びらたち

すべての出会いは幸せのためであってほしい

泣くな、喜代美(ちりとてちん)

 ふと気づく。このドラマって結構男性陣が多い。喜代美の
周りにもいっぱい男の人たちがいる。朝ドラのヒロインは
もちろん大切だけれど、魅力的な男の人たちが出てくるかに
よって視聴意欲が変わることは否めないなあ・・(笑)。


 今週は四草だねえ・・。淋しがりやと、鬼のようなやつと
どちらも見せるこの男がなんとも気になりますねえ。草々に
どやされて落ち込む喜代美の肩に手をおいて「泣くな喜代美」
のひとこと。「呼び捨て?」と受けちゃう喜代美ですが、場面
が違って状況が違えば、ぐぐぐ〜んと心を引っ張られてもいい
くらいのさりげない四草の女に対する気遣いじゃない?
 女・・と言わないのなら、いいヤツじゃん。あの冷たさは
自分の情の深さを自ら怖れるゆえのへそ曲がりだとも思える
のよね。それを見抜いている草原にいさんの深さはやっぱり
魅力的だ。


 障子の外側で弟子達のお稽古をハラハラしながらどこか
嬉しそうに聞いていた草若師匠が可愛かった。喜代美の想像
シーンだけれど、長い枕(笑)で寝てた小草若もまた可愛かっ
たねえ・・。


 何だか喜代美と一緒にこの徒然亭のみんなに注目している
気分。寝床での落語会が楽しみ。どんなに感動的な落語会に
なっても、そのあとに熊五郎さんの歌を聴く人たちが笑いで
落としてくれるんだろうな。
「今日からおれがおまえの寝床〜」って、耳に残るよね(笑)。