撫子の花びらたち

すべての出会いは幸せのためであってほしい

静寂の中で

ひとり心を見つめる
捨てたいもの
流したいもの
抱きしめたいもの
捧げ持ちたいもの


何度も何度も
逡巡しながら
わたしはわたしでしかないことを
思い知らされ
また確認する


いったい
どんなあしたが明けるのだろう
不安と期待を
賭けのように胸に抱き
それでも明日が来ることを待ち望んでいる