撫子の花びらたち

すべての出会いは幸せのためであってほしい

生きていくということ(カーネーション)

「死なへんで」と叫ぶ糸子
そして
「さ、お昼にしよっけ」と立ち上がる糸子


この糸子がガニ股で歩こうが
舌打ちしようが
許せてしまうのはこの溢れる生命力ではないか


生きていくというなにより大切なこと
そして
生きていく上で食べるという日常と
美しいものを愛するというすこしだけの非日常
そのどちらも大切にしているから


そう生きていかなければならない
しかしながら
美しいものも知らないまま
ただ過ごしていくだけでは
心は枯れておかしな方向へと進んでいく


幸せになるためには
美しいものを美しいと感じながら生きていきたい
その美しさは人間よりももっと長くこの世界にいるものがもっと知っている気もする


カーネーションのあとに里山を映す番組
天と地に星降る里・・・
空を見上げ
地を眺め
心ふるえる美しさに感動する日々
自然の恵みをからだにいれることを感謝する日々
そんなこころを大切にしたいと思った