撫子の花びらたち

すべての出会いは幸せのためであってほしい

蝶花嬉遊図

 おとついの夜、久しぶりに読み返した。はまぞうで出そうと思ったんだけど
画像がついてなかったので、愛読書を写して載せてみました。今日の写真は
この本の表紙です。秋に桜が咲いているのは、このページかニュージーランド
くらいのもんじゃない?


 何回か読み返した本。最初は、愛してても別れることがあるってつらい
と思った。そのうち、男って我が儘だ、と思った。そして今度は、男と同じ
くらい女も我が儘だと思った。いや、みんな我が儘というのじゃないかも
しれない。でも純粋な関係であればあるほど、妥協もごまかしもきかない
と思う。家族とか、夫婦っていうものは、もっとたいへんなごちゃごちゃを
抱えているから、純粋なだけでもいられないかわり、もっとしぶといかも
しれないな・・と思う。


 どちらがいいなんていえない。でもどちらも見られるというのは幸せかも
しれない。本の魅力っていうのはそこにもある。


 あんなに、そうそう!と思いながら読んだのに、なに書いてあった?と
言われるとどこを書いていいのかわからない・・。鮒寿司のお茶漬けを
食べてみたいというのと、振り袖を寝間着に好きな男とゆっくりした時間を
楽しんでみたいと・・それくらいかなあ・・読まなきゃわからないでしょ?