撫子の花びらたち

すべての出会いは幸せのためであってほしい

2007-08-01から1ヶ月間の記事一覧

新しい風(どんど晴れ)

何か、今までのものを変えていかなければいけない時には 特別な人の力が要る・・と。大女将が夏美を見て、この子を 加賀美屋の若女将に・・と考えた時もそう。環が、我が子を 脇へどけるというつらい選択をしてでも柾樹に加賀美屋を 継がせようと決心したの…

おしえて

話して・・ あなたの心の中を あなたの飾らぬ気持ちを おしえて・・ あなたのすべてを あなたの素直なココロを・・

若い頃

子供を育てているとき、自分の若い頃の気持ちを思い出す。 友達と上手くいかなかったころ、自分のことしか見えていなかった 頃、何かあるとそれだけしか考えられなくなってしまった頃。 小さい頃は、大人から見たらなんともつまらないことをいつまでも 抱え…

すべては加賀美屋のために(どんど晴れ)

見ていて切なくぎりぎりと歯がゆかった結納の会食での やりとり。夏美の両親というのはなんであんななんだろう。 まあ、自分の店のお客さんの相手をしているだんなの袖を 引っ張ってわざわざ夏美の結納が決まったことを知らせる 母親だったりするんだから、…

みーはーの夏休み

長男が五泊六日のラグビー部の合宿から帰ってきたのが火曜日。 近所のラグビー仲間の男の子がそれから2泊していった。その間、 お互いの友達が出入りしたり、遊ぶ予定だったラグビーのクラブ 仲間の男の子たちが何故だかうちで集合になってついでに夕御飯 …

女将というおんなたち(どんど晴れ)

おかあさん・・いえ、大女将・・・とカツノに向かって話し 始める環。夏美さんが若女将になることに何の異存もございません ・・と。そういう環によく言ってくれました、ありがとう・・と カツノ。 夏美を若女将にすることを決心した環。もちろん、それは な…

大女将の立場(どんど晴れ)

冒頭、カツノと柾樹のツーショット。あら、この二人って なんでこんなに似て見えるのかしら・・と、加賀美家の物語 に、しっくりとはまっている二人の役者さんと、それを楽しま せてもらっている自分に気付く。 柾樹の淋しさを知りながら、どうしても大女将…

想像力と洞察力

大好きな田辺聖子さんの小説の中で、想像力と洞察力の違いに ついて触れるくだりがある。確か・・想像力は相手への暖かい 思いやりからくるものだが、洞察力は突き放した客観性から くるものだ・・とか・・ちょっと違うかも知れないけど・・(笑)。 確かに…

こころを開いて(どんど晴れ)

遠野で父親と再会した柾樹。捨てられたと思っていた柾樹が 父もまた息子のことをずっと思い続け、苦しい気持ちを持ち続けて いたことを知り、自分の淋しさを親の愛情で充たす。 逃げ出した自分がこんなことを言えないのは分かっているが・・ という父の話を…

ひとつの夏

ずっと応援してきた中学生クラブチームの九州大会が終わった。 Bチームで活動していたうちの長男は、このひとつ下の学年の 子とのつきあいが多く、今でもメールのやりとりをしている子が いたり、親の方も、小学生の頃からずっとお世話になってきた コーチや…

ほんとうの心

「ほんとうの心に気づかせてくれてありがとう」 柾樹が夏美にそう言う。憎しみの奥には、切り捨ててしまいたいと 思うものの奥には、自分の淋しい心がひそんでいたこと・・。 ちいさな子供のようなそのほんとうの心を大事に抱きしめてやれば 後ろを振り返ら…

ひとりなんかじゃないよ(どんど晴れ)

ひどく風の吹く夜にあらわれた謎の少年。タカダサブロウってやっぱり そうだよねえ・・。そういう名前の作曲家の先生もいらしたような気が するんですが・・。(合唱やってたわたしはそっちの方が印象強くて・・) 夜にひとり佇むサブロウ、声をかける夏美。…

わたしが・・

何度も恋をする 生まれ変わるように 何度も恋をする 傷ついて あきらめて もうダメだっておしまいにして それでもそんなこと 全部忘れたように 恋をする わたしが あたらしいわたしが 何度も恋をする わたしが・・ 優しい腕を広げて 愛しいひとを抱きしめる…

あいたくない(どんど晴れ)

父親は自分を捨てたのだ。もうどうでもいいし、逢いたくも ない・・という柾樹。 「自分の子供を大事に思わない親はいない。」 父親が亡くなってから、自分への父親の想いを知った、子供を 持ってから親というものの気持ちがわかったというマスターは 柾樹に…

言葉を交わす・心を交わす

ちょっとしたメールや手紙で、さりげなく誉めてもらったり 励ましてもらったり・・そんなことがたまらなく嬉しいことが ある。 あなたならきっとできると思います・・とか あなたと一緒にした仕事だったから上手くいった・・とか あなたがいてくれて心強かっ…