撫子の花びらたち

すべての出会いは幸せのためであってほしい

ひとびとの想い(純情きらり)

 達彦・・父親になった途端に、保守的で、独占欲の強い
ただの男になったかと思ったら・・・。


 斉藤先生の登場には、こういう意味があったのですね。ひとつ
間違えば、彼女の過去に嫉妬するパターンになりそうなところ、
今の二人が、どんなに愛を分かち合い、確かめ合っているかが
うかがえる。


 今の彼女があるのは、これまでの彼女の生きてきた道が
あるから。様々なひとの想いを受け、様々な想いを抱え、
そうして、今自分の前に立っていてくれる。愛し、愛される
自信に満ちた微笑みをたたえて・・・。それこそが、幸せの
証。そして、その幸せが、今まで選んできた道が間違って
いなかったことの証。どんな道を選ぼうと、ひたすらに、誠実に
その道を歩んで来たからこそ辿り着いた現在(いま)。


 来週は、どうなるのか・・・。でも、このドラマ自体が
伝えてくれる。想いを貫くこと、夢を見続けること、決して
ひとりぼっちではないこと、そして、忘れないかぎり、死んで
しまうこと消えてしまうことはないこと。つよくつよく、想い
続けた純粋な純情は、人々へ届き、染み渡り、時空までも越え
いつまでも輝き続ける、きらりきらりと・・・。