撫子の花びらたち

すべての出会いは幸せのためであってほしい

男のわがまま(純情きらり)

 今日の冬吾、許せない。な〜にが俺の側にいてくれ・・だ。つくづく
男と女と、別の生き物だと思っちゃったわよ!それとも、男って、いくつに
なっても誰に対しても、心を許した途端に子供になっちゃうのかなあ?


 それから考えると、冬吾も今相当弱ってるってことですね。いままで、
笛子にあんなにいばってたのは、ある意味甘えてたってことだよな。そう、
笛子には、ほかの人に対するのと違って優しくないよなあ・・っていつも
思ってたわけ。そうか、笛子だけには心を許して、甘えてたわけだ。それが
夫婦の関係だったわけだ。


 ところが、桜子にはいいお兄さんを演じていたんだけど、桜子に
言われて、頑張って生き返ったんだけど、ここにきて弱っちゃって、つい
桜子と心が通う気安さで、甘えちゃってるよな。


 男は恋愛を頭の一部でするけれど、女はからだ全てで感じてしまう・・・。
生きることすべてを恋愛に結びつけてしまう。本当は恋愛じゃなくても、
こころが恋しい・・ってつぶやけば、その時目の前にいた人を愛して
しまうことだってある。それがほんとの恋かどうかは、ほんとのところ
わかんない。ホントの恋がどんなものなのかは、恋してみなけりゃ
わかんない。


 桜子が冬吾をどう思ってるかはしらない。でも、若いお嬢さん達と
昔のお嬢さん達にいいたいのは、不倫ってのは、自分が家族がいる人の
方が、どこで踏みとどまるかっていうのにかかってるんだからね。
 ・・恋心は、誰にも、なにも言えません。桜子は必死で押さえてるん
だから。ドラマで、晒されてるだけの話で。だから、今までのところは
だれも責められない。今日の冬吾の発言は、甘いぞ!冬吾!と言いたい
だけです。