2006-09-01から1日間の記事一覧
桜子が亨ちゃん、亨ちゃん、といっていたのは、大切な家族というだけで なくどこかで冬吾を感じていたのかな?とふと思った。自分と血が繋がって いて、しかも大好きな冬吾と繋がる男の子・・・。 笛子が、あたしは冬吾と離れたら、一日だって生きておれん!…
空襲の中、抱き合う桜子と冬吾。こんな時に・・じゃない。 この空襲の中、一瞬にして命を落とすかも知れない、ぎりぎりの ところで、命を寄せ合っている二人だ。こんなことがなかったら、 一度も叶うことがなかったであろう、命と引き替えの抱擁だ。 このま…