撫子の花びらたち

すべての出会いは幸せのためであってほしい

本当の名前・家族(純情きらり)

「頼みがあるんだ。桜子ってよんでもいいか?」


 達彦と桜子、どうなることかと思ったけれど、なんとか逢うことが
できました。桜子の頬に指先で触れ、彼女の名前を呼ぶ達彦。
「・・・さくらこ・・・」
 これがふたりの別れでした・・ってナレーション、どういうことよ!
いったい、どうなるの?達彦!この場合、桜子がどうにかなっちゃうって
ことはないわけだから、もういったいどうなるの?思わせぶりだったら
怒るし、ニュアンスがあたってても嫌だよ〜!!!


 「桜子」。それは、彼女が生を受けたと同時に、愛する家族が名付けた
彼女の本当の名前です。なんでもないひとにはなんでもないかもしれないけど
女の子にとっては、愛するひとにだけ呼ばれることを許す、特別な
名前です。おまえって呼ぶより、ずっと勇気のいることだったんだろうな。
達彦にとって・・・。だれが、こんな人物設定にしたのか知らないけど、
こんな達彦って、とっても好きだ。音楽を愛し、家族を愛し、ひとを
思い・・・。なかなか自分の幸せまでまわってこないところが、見ていて
切ないよ。


 このままじゃ、達彦が切なすぎます。いくら桜子を愛してるからって、
すべてを託して居なくなるんじゃ、許さないからね!
帰ってこい!絶対帰ってこい達彦!


 お昼の放送は、録画しようかな?なんか、音楽といい、映像といい、
切ないほど、悲しいほど、綺麗でしたね・・・。