撫子の花びらたち

すべての出会いは幸せのためであってほしい

よろしいです・・ね(どんど晴れ)

 きゃあ〜っっっ!!環さんかっこいいぃ〜!思わず極道の妻・・
かと思っちゃったよぉ〜・・(笑)ってくらい決まってました。


 ひとを束ねるというのは大変なことだ。どんな集団でも
すべてのひとを納得させ、100パーセント満足させるということ
は、まず不可能だと思ったほうがいい。普段は見えない様々な
不満や歪みが、何かことが起こったときには噴き出すことが
ある。それも、善いことが起こった時に何故?というほど
問題が見えたりするのは、その善いことが、皆を引き寄せ、皆に
注目され、ある意味羨望の目に晒されるからでもあるだろう。


 加賀美屋を守るあの家族がどんなに話し合い、力を合わせ
この問題を乗り越えて、この答えを出したか・・柾樹が跡を
継げるのなら、うちの東京に行ってる息子だって跡を継げる
っていうのは、あまりにも陳腐な勘違いだとは思うけれど・・。


 加賀美屋九代目女将であるこのわたしほど加賀美屋のことを
考えている人間はいません!と言い切る環がかっこよかった。
それを言い切れる女将という存在は、なんと大きな、そして
重い存在なのだろう!


 夏美ちゃんのご挨拶もお見それしました。ちょっと新人に
しては長くないかい?(笑)とも思わないでもないけれど、
あれだけ言いきれば拍手で迎えないわけにもいかないよね。
 加賀美屋の未来のために・・大きな一歩になった二人の
披露宴でした。