撫子の花びらたち

すべての出会いは幸せのためであってほしい

How cute ! (さくら)

 「別に頼んだわけじゃないもの!勉強してるんだから話しかけないでよ!」

 さくらより大人びて見えるももが、さくらの小さな妹に見えた。やっとの
思いで、おじいちゃんに話かけるもも、さりげなさを装って・・。
「本、ありがと・・」と言ってから振り返って見せた笑顔は最高に
可愛かった。


 ももがおじいちゃんのいる部屋にそっとはいって勇気をふりしぼっている
のを、いち早く察して、こっそり部屋の外から見守っていたさくら、なんて
気の利いたお姉さんですこと!


 素直に素直にひとと接することができればいい。でも、どうしてもそれが
出来ない人、出来ないときもある。そんなとき、そっと察してそんな人たちの
こころの架け橋になってやれるって素敵なことだ。そのひとの心に寄り添う
からこそできること・・・。


 ももちゃん、なんでか沢田先生に夢中ですね。発音がめちゃくちゃなところ
までキュートなんだって。・・といいつつ、動物園でめずらしい動物が動いて
いるのを見てはしゃいでいる気分に近い気もするんですが・・。なんとなく
振り回されている沢田先生に同情します。でも「振り回されているSAWADA」
それこそが確かにキュートだな(笑)。


 ドラマを観ていると、「なんでこんなに都合良く出会うかな・・」って
くらい調子のいいことがあるけれど、そのスケールが多少違うくらいで、
やっぱり本当の生活でも出会うべきひとに出会っているような気がする。
要は、これ!と思ったチャンスを掴めるかどうか。掴むべきものを掴んで
いる・・とは思うけど・・逆にそんなに出会ってない・・というときは
自分がそんなに本気で必要としてないのかな・・とも思う。
「お前のじいちゃんのうちにでも泊めてもらうか!」という桂木先生の軽い
ジョーク、もしわたしだったら聞き流しませんことよ!(笑)おおこわ!