撫子の花びらたち

すべての出会いは幸せのためであってほしい

アンテナと思い込み

 アンテナを立てていないものはどんなに巷に溢れていようと引っ掛かる
ことがない。妊娠した頃は、街で妊婦が目立ったし、子供ができると
街に子供がいることに気づいた。自分の興味あるものしか見てないんだなあ
と、つくづく思い知らされることがある。世の中は突然変わるわけでは
ないけれど、自分の眺める世の中は突然変わることがある。


 恋愛の兆候は、その人に似ている人を見つけるのが上手くなること、と
書いていたのは、芥川龍之介だった。誰を見てもその人に見えることすら
あるのだろうか?しかしながら、そこにいないと思いこんでいたら目の前に
いる本人に気づかないことが起こりうるのも確か。


 いつでも思い込みを捨てることも大切かもしれない。自分の考えを持ち
ながら、自分の考えに縛られないこと・・・。何でもない日常で、ふと
そんなことを考えさせられた。


 ところで、本日「のだめカンタービレ」放映開始。西日本新聞では、
オーケストラに関する記事広告が見開きで掲載されていた。いろんな
ところでいろんなひとがこのドラマにいろんなことを期待しているのね
なんて笑ってしまいました。情報は、アンテナが立ったときに流すのが
一番効果的ですものね!