撫子の花びらたち

すべての出会いは幸せのためであってほしい

出会いについて

 先日の、「あるがままに受け入れる」に、ブログのご本人からコメントを
いただいた。正直、ほんとにうれしかった。全く見知らぬ方なのだけれど、
無言館のキーワードで訪ねて、何となくひかれるものを感じて、たびたび
お邪魔させていただいている。


 何も知らないから言えることもある。ほんとの私がばれてたら、とっても
おこがましくて、恥ずかしくて書けないようなこともある。利害関係が
ないからこそ、素直に受け入れられることもある。


 素顔のわたしは、正直いって人付き合いは得意ではない。しがらみや、
グループなんかは、特に苦手だ。出来ればいつもニュートラルな状態で
いたい、と思う。


 若い頃は、結果を出したかった。好きか嫌いか、仲間かそうじゃないか、
ずっとつきあうのか、金輪際あわないのか・・・。年とともに、そんな
ことで割り切れるものじゃない・・とわかってきたし、せっかく出会えた
ご縁を自分勝手に振り分けるのはおこがましいと思うようになってきた。


 どんな出会いにも、意味はある。誰の上にも等しく・・・。
だれでも、一生のうちにもらえる幸せの総量は大して変わらないんじゃないか
と思う。しかしながら、その幸せに気づくかどうかは、その人次第。その幸せ
につながる道を楽しめるかどうかは、気の持ちようと、生きていく体力による
かな?と思うようになった。走ることがきついばかりでは、どんなスポーツも
楽しめないように、本を開くと眠たくなるようでは、あたらしい物語に出会え
ぬように・・・。楽しむためには、生きていくための力が要る。でも、その
基本は、変わることを怖れぬこと、つまり、新しい出会いを受け入れること。


 毎日、数限りない出会いと別れを繰り返しながら、生きている。その中で、
ほんの一瞬でも記憶に残る出会い方が出来たのなら・・・。それが、どんな
関係に発展するのか、しないのか、それはまったくわからないけれども・・。


 すべての出会いは幸せのため・・そんな風に思えるように、大事にして
いきたいと思います。会いに来てくださった皆様に感謝いたします。