撫子の花びらたち

すべての出会いは幸せのためであってほしい

縁を紡ぐ

時は二年前の冬
知る人ぞ知る福岡開催のゴールデンオールディーズラグビー大会の発足式
おもいっきりみーはーをした会場で知り合った若き元ラガーマン
それ以来、実際には一度も会っていなかったのだけれど
お互いのフェイスブックで近況をちらちらと垣間見たり
ときどきやりとりするメールやメッセージでラグビー熱を確かめ合ったり


昨日の仕事が終わった後
今日は夕ご飯は自分の分だけでいいしな・・と
仕事場で携帯を開いてFbやメールのチェックをしていると
その彼がどうも車で数分の場所にいる模様
ええい!ダメ元!と
近くにいるんだよ〜とメッセージを送ると
もうすぐ用事が終わるから電話しますね〜!と返事が
で、
前からまた会おうねと言いつづけてきてたことが唐突に実現
軽い食事をしながらラグビー話と彼が関わっている福島の話をする


あらためて思う
わたしのまわりにいるひとは凄い!素晴らしい!
何かを想った時にそれをどう実現するか考え
そしてひとつずつ実行していっている


私はと言えば
ひとに言えるほどの活動も努力も全くないのだが
ここ数年、いろんな場所でいろんなひととのつながりが広がったことは実感している
特に親しくなったわけではないにしても
かなりキーマンになりそうなひとたちとのご縁がちらちらと見え隠れする
有り難いご縁
不思議な縁(えにし)


そんな話をしているとその彼が笑いながら、でも全くの冗談でもなさそうな風情で言う
「nadeshiko姉さん(彼がいうとどちらかというと姐《あね》さんと言ってるような気がする)
もしかして2019年の頃には実行委員会とか事務局とかにいるんじゃないですか?」


あはは〜!と笑いながら
もしそんなことになったらそれはそれで素敵だねえと思わず言ってしまう



えにしをつむぐ


若いころはご縁と言えば赤い糸を見つけて固結びすることばかり考えていたけれど
今は魅力的な糸をそのときそのときで行きつ戻りつしながら
ぐるぐる回ってリリアンを編んでいるくらいの気分
いつかもっとたくさんのご縁の意味に気付いて
鮮やかなタペストリーを織ることができるのだろうか



以前から言っていた2019年への小さな一歩を
この秋からもういちど日々実行するぞ!と決心した日