撫子の花びらたち

すべての出会いは幸せのためであってほしい

前を向いて・・

世代を超えたラガーマンたちの絆
BS朝日にて放映


楽しみにしてた番組
テレビの前に陣取って観る


なんかねえ・・
開始直後からなんとなく瞳が潤ってるような状態で(笑)
泣けるってわけじゃないけど
こう心が動きやすくなりそうなそんな感じがして・・


松尾さんと平尾さんの対話が何気に深くて・・
「松尾さんが前を向いてらっしゃるんですよ
 それと目があって・・」

平尾さんがゲーム中のことを言われた何気ない言葉
なんだかその中にふたりが時代を超えてチームを超えて
通い合うものをみたような気がして・・・


カッコ悪いのがかっこいいじゃない?
っていうのもよかったな
正直、そんなに好きではなかった平尾がとても素敵に見えた
ダンナも「平尾変わったよな〜」としきりにつぶやいてた
それはあるいはこちらが勝手に抱いてたイメージなのかもしてないけど
あるいはみんなのイメージを大事にしてくれてた彼の思いやりなのかもしれないけど
こだわってたこと、自分の美学をもうひとつ高いところから眺めて
自由になったような清々しさと優しさを感じさせてくれたような気がした
それはまた根っからのスターで明るい松尾さんと一緒にやり遂げたからかもしれないし
今まで密かにやってきたことと釜石でやるべきことが重なったからかもしれない
震災のその傷跡がまざまざと残る街を歩く平尾の表情は
彼の中にあったものがその目の前のものを観て耐えられずに
震えて音を立てているように見えた


なにかしたいと思った時に
ラグビーをするしかない
ラグビーをすることを応援するしかないから
ラグビーを支援することで町を元気にしようと思った
スクラム釜石のその発想が考えればとてもシンプルでいいなと思う
それはまた
「鉄と魚とラグビーのまち」という釜石だからこそではあるのだろうけれど



またもや釜石に行きたくなったな
彼の地の海風に吹かれてみたい



平尾ももうすぐ50だな
福岡でももうすぐ始まるゴールデンオールディーズに向けて
しばらく試合にでてなかった元ラガーマンが続々とトレーニングしてる
少しスローな試合とはいえ
なんとも魅力的な笑顔でグラウンドを走り回っていた
V7戦士たちを観てとても幸せな気分になった
あと2週間もすればそんな笑顔が見られるのかもと思うと
それもちょっと楽しみ


彼らほど強烈な絆ではないにしても
ラグビーが結んでくれるご縁はなかなか素敵だと
昔から今に至るまで年々強く確信しているひとりである