撫子の花びらたち

すべての出会いは幸せのためであってほしい

神が差す(ゲゲゲの女房)

茂が浦木のことを言う
「あいつのやることはいつも詰めが甘い」
なんだかその言い方がほんわかして優しかった
本人には関わりあいになってほしくないみたいに、厳しく、強く話しているのに
彼のことを話すそれは幼馴染や親のようなどこか受け入れる風情があった
茂の人となり自体がそうなのかも・・とも思う


ゲーテの言葉はどれも興味深かった
なかでも好機・・は肩の力が抜けていいね
やるだけやったらあとはのんびり構えてもあせっても同じだものね
「なんとかなる」「そげですね」
夫婦ってうまく育てていくと、名コンビになるのだな・・と思う
貸本屋で茂の名前が出そうなときの布美枝の表情や口元がなんとも可愛かった


見知らぬ人のために時間と切手代を使って・・・
という言い方もなんともひょうひょうとして面白かった
そうだよな・・まだ人気の出る前の無名に近いような漫画家に対してなのだから
茂の言い方も謙虚さとどこか人ごとのような不思議な感覚で・・・
魔が差すよりも神が差したほうが絶対いい
同じ普段やらないようなことをやるなら悪魔より神に憑かれたいものですね
(憑くっていうかな?この場合・笑)