撫子の花びらたち

すべての出会いは幸せのためであってほしい

当たらずとも遠からず(ちりとてちん)

 清海が喜代美に向かって言ったこと・・。そうでも言わな
ければたまらなかったことが辛い。自分が人の幸せを羨む・・
それどころか、自分の不幸をひとのせいにするだなんて、
そんな自分を許せなくて辛くなることぐらい分かっている
のに、それでもぶつけずにはいられなかった気持ち・・。
 恐竜の化石に添えられた自分の写真と名前。自分はちゃんと
訂正しようとしたというのに、こんな形でまるで自分が嘘を
ついているような気持ちにさせられて・・そのことだけは
清海が喜代美を恨んでもいいと、そんなことを思う。その
恐竜の化石の件が、喜代美の言葉を受けて自分が訂正すること
をしなかったという後悔。なんだか、それと、東京行きの
話とがだぶってなんとも辛くなったりして・・。化石の時と
違って東京行きは自分で決めたはずだったのに・・。


 どちらも恐竜絡みだね・・って蛇足ですか(笑)


 今日笑わせてもらったのは、清海が走り去っていくのを
顔だけ店から出して見ていた咲さん最高・・ってかこわ!


 喜代美のおかえりなさい!にはっとして、草々に弟子入りを
認められてうるっときていたユウスケくん、まじめに修行を
始めるかと思いきや「はい!こちら宇宙ステーション」・・
おい!・・面白すぎるぞ・・・(笑)


 今日の「スタジオパークからこんにちは」は四草こと
加藤虎ノ介さん。あれ、今気づいたけど「加藤清正」じゃん
まるで・・。熊本ゆかりのひとかしら?


 いやぁ、素敵でしたよ。話さない・・なんて心配されてた
けど、それは口下手とかじゃなくて、言葉をすごく慎重に
使いたいと思っているひとなんじゃないかと感じさせられました。
 時折、質問を聞き返すのが印象的だった。分かんないのじゃ
なくて相手の質問の真意・・というかポイントをより正確に
把握したいという気持ちのあらわれだと思う。自分を推して
くれた人の顔に泥を塗るようなことをしてはいけない・・と
いう気持ちからとてもプレッシャーも感じて眠れなかったという
虎ノ介さんとすごく重なります。昨日は眠れたというのは
それは全然別物だからですよね。四草の失敗は加藤虎ノ介
して許せないだろうけれど、自分がどう見えるかは、それは
自分の責任ではなくみんながどう見てくれるかだもんね。
 いやいや充分魅力的に見えました(笑)。豪華応援団が出て
きたのはそれはそれで嬉しかったけれど、虎ノ介さん本人の
しゃべりをもっとききたかったような気もするなあ・・。ぽつ
ぽつとしゃべる内容もファンとしては興味深いし、人柄も
あらわれていい感じ。しかしながら、そんな自分のことも
誠実に喋ってしまって、必ずしも伝えなくてもいいと思って
いることまでうっかり話してくれそうな純な性格も感じられて
これくらいで止めといてよかったのかな。ちりとてちんの脚本
の方からのお手紙に感情をじっと抑えようとしながら涙を流して
しまう虎ノ介さんがなんとも無垢で剥き出しの心を持っている
ひとに感じられてたまりませんでしたぁ・・。


 NHKそのままかけてたら「その時歴史は動いた・加藤清正
なんか揃えたんですか・・あまりのタイミングに笑ったよぉ!