撫子の花びらたち

すべての出会いは幸せのためであってほしい

足りないピースを探し続けて(ちりとてちん)

 ええんやないか、ちょっとくらい欠けてるほうが・・

 草若師匠から言われた言葉を草々が大切に持っている。
そうして、自分の言葉として若狭へと伝える・・。こんな
風に人から人へと伝わっていくんだ・・。


 師匠が草々のことを恐竜のようなやつだといったのには
笑いました。でかくて強くて・・でも脆いところを持って
いる・・と。


 足りないピースを探すように、欠けてる部分を埋めるように
ひとは自分と向き合い、そして何かを求めていくのだろう。
自分の極めたい道に・・愛したいひとに・・。


 そして・・自分だけではおもいもよらなかったほどの
新しい発見や、強い想いを、そこから得ることもあるのだと
思う。欠けた部分は、足りないもの・・破れやすいところかも
しれないけれど、それはまた、光の射し込む開いた窓、新しい
空気を取り込む風穴なのかもしれない。


 それにしても・・恐竜くんの大きな手のひらで頭ぐしゃぐしゃ
の愛情表現はツボにはまりすぎるもので、この時ばかりは喜代美
が草々に惚れてるのが理解できてしまうよぉ(笑)。