撫子の花びらたち

すべての出会いは幸せのためであってほしい

重ねる

偶然の出逢い
偶然の積み重ねに必然を想うころ
ようやく気づく


重なったんじゃない
重ねたんだ


すれ違い
はぐれそうな心を


意地を張り
背中向けそうな身体を


ただ重なるものなどこの世にありはしない
重ねようとする想いをずっと重ねてきたのだ


重ね続けることで
ようやく・・
重なるのだ