撫子の花びらたち

すべての出会いは幸せのためであってほしい

おれだけのために(さくら)

 来ました!桂木先生。さくらにひとこと伝えるためだけの
ために、ハワイまで飛びました(笑)。


 何故か(みんなの前だからでしょうけど)大声で宣言する
ように言ってしまうのがおかしい(笑)
「おれだけのために、そばにいて欲しい」・・と。


 それで何が変わったというわけではないけれど・・その場で
返事をもらうわけでもないけれど、さくらが「逢えて嬉しかった」
というのが素直な気持ち・・。


 ひとを好きになるというのは、本来はなんの理由も理屈も
つけられない、シンプルで不可思議なことなのだろう。そして
とてもプライベートで自分勝手なことなのかもしれない。
 ただ、お互いの気持ちが向き合い、求め合い、幸運なことに
きれいに重なり合ったときだけに、確かめ合うことができる
愛情と名前がつけられた不思議な感情・・・。


 確かめ合わなければやがて消えてしまうほどに形を変えやすく
どうやって確かめればいいのかすらも形が定まらない、なんとも
強くも弱くも、永遠のものにでも儚いものにでもなるもの・・。


 おれだけのために・・と伝える桂木の言葉はシンプルにして
強く、まっすぐこころに響く。そしてまた、その言葉を伝える
ためだけに・・さくらのためだけに、彼が彼女のもとへやって
来た・・というそのシンプルな情熱が、理屈抜きにさくらへ
伝わったのだと・・・そう思う。


 蛇足ではあるけれど、恋のために無茶をする自分って、(して
もらうのも嬉しいけど)ちょっと可愛いな・・ってうれしいよね(笑)。