撫子の花びらたち

すべての出会いは幸せのためであってほしい

大人と子供(芋たこなんきん)

 「親のすねかじってる間は親のいうこときくもんじゃ!」と
いうのはある意味真実だと思う。若いうちに「はしかのような」
という言葉があるけれど・・。子供のうち、若いうちだから
突っ走れること、分からないこと、そんなものはあると思う。
また、理不尽だとは思うけれど、親として、ダメだったらダメだ!
としかいいようがないものもあると思う。ダメなことがわかってて
やるのと、何も分からずやるのとは、全く意味がちがうものが
あると思う。昔も、今も、世の中も若い者も、そんなに変わって
いるとは思わないけれど、昔は悪いことしながらも、どこか分かって
たのが、今は何も分からず、何も知らず、育っているような気が
する。普段は、そんなに問題にならないようにみえるけど、いざと
いうとき、何か起こったときの肝心な選択のひとつが、とてつもなく
とんでもないほうに、なんでそんなのを選んだの?というような
ことが起こっているような気がして恐ろしいことがある。自分はいつ
の間に色々なことを覚えたのだろう?と考えるとやはり、親に怒られ
たり、友達とぶつかったり、嫌な思いや痛い思いをしながら、あとで、
あれも勉強だった・・と気づいていっていたような気がする。


 ゆりこが、遅く帰ってきて、突っ張りながらも、内心びくびくして
いたのが、なんともまともだな・・と安心した。子供もいろいろ
いれば、親もいろいろいる。そうやって、じぶんで殻を破りながら、
親に反抗して自分の力を蓄えながら、少しずつ広い世界に出ていくの
だろう。どちらかが怒鳴れば、どちらかが諭す・・夫婦のバランスは
こどもにとっても必要なことだ。


 教会・・詩の朗読・・なんて町子さんにとっても興味のある世界
なんでしょう?行ってみたい気持ち私にも分かります。嫌がられる
のは当たり前でしょうけどね!