撫子の花びらたち

すべての出会いは幸せのためであってほしい

達彦さん・・・(純情きらり)

 2日分見ました。たみさん、達彦さんに会えて良かったね。
そして、かねさんも・・心のしこりがとれたようですね・・。


 母親に勝るものはない・・
 そばにいてかわいがってやれるひとにはかなわない・・


 どちらも本当だと思う。でも、母親、身内からすれば、当然のはず
のことが、揺らぐのはたまらないときがあると思う。本当は、かわいくて
しょうがないこどもを、店のこともあって、他の人にゆだねなければ
いけない、ということじたいつらい部分もあったんだろうなあ・・。


「ずるいよ。教えてくれれば、こちらも謝ることもできたのに・・・」
かねさんの本当の気持ちだろうな、と思う。たみさんに、どこか申し訳なくて
かえって、忘れられなかったのもくやしかっただろうな。


 かたや、芸術家の苦悩。久しぶりの東京のかおり。冬吾さんの目が
また、色を変えたように思えた。桜子もまた、冬吾さんが、「もう東京には
行かない」と言ったときは、不服そうな顔をしていたし、笛子に話すときは、
また違う顔で違うことしゃべってたし・・・。


 人の中身はただひとつでできているわけではない。どんなひとでも、
それをなんとかなだめすかして、じぶんでバランスをとって自分という
ものを保っているのだ。芸術という日常と違う部分を持っているだけで
大変なのに、ましてこの時代・・これからどうなっていくのか・・・。


 理解しがたい桜子も、「悩む人間」と言う部分を持ってくれば、おなじ
心を共有できるかもしれない。


 ところで、達彦さん。あの髪型はいかがなものか?と思ってたけど
達彦さんとして動いてるのをみると、素敵だった!福士誠治くんが
素敵なのはもちろんでしょうが、純きらの「達彦」という人格を含めた
”達彦さんのファン”になってるような気がします。