撫子の花びらたち

すべての出会いは幸せのためであってほしい

恋ゴコロ

恋しいもの

さくら クローバー 雨に濡れる柳 爪のような三日月 青空に描かれる飛行機雲 あたたかい満月 満天の星 闇に浮かぶ観覧車 曇る車のガラス窓 きりきりと張り詰めた弦(いと)から漏れる 音(こえ) 甘く気だるい昼下がり・・・

寒くなると

さみしいさみしいって ココロが泣いてる わけもなく・・・ わがままなのは分かってる ぜいたくなのも分かってる それでもときおり 急に風邪をひいて熱を出すように さみしいさみしいって ココロが軋んでる わけなんか分からない ただちょっぴり寒くなっただ…

心の中身

恋なんて錯覚・愛なんて幻 それはほんとにそうかもしれない 人の一生すら、一夜の夢にも似て・・・ それならば さしのべられた手に手を重ね ささやかれた言葉に酔い しばしその夢を楽しんでみよう 幸せの余韻は 愛された記憶は 抱き合ったぬくもりは きっと…

深呼吸

恋をすると息が苦しくなる 笑いたくて 泣きたくて 落ち着かなくて 切なくて・・・ 恋とさよならするときには しゃくりあげて泣いたあとに ため息と一緒に大きな深呼吸 自分のペースを取り戻すために それでも いつかそのあとに大きく息を吸い込むことができ…

渇望

すぐ近くにあるような ぜったい届かないような そんなあなたの腕に 私の腕をからませたくて・・ ひんやり冷たいような ほんのり温かいような そんな記憶をたどりながら 引き寄せられる指先 きっと溢れてしまうだろう 涙が 想いが 閉じ込めた思い出が・・・ …

ホントのココロ

ホントのココロってどんなココロ? キラキラ光る星のそのまんなかにあるものみたいなの? それとも庭中に散らばるいろとりどりの落ち葉みたいなの? 天使の羽のように軽いもの? 両手に余る花束みたいにずっしり? あなたに逢えたうれしさ あなたのいない切…

笑い声

好きな人といると いつのまにかほっぺたがゆるんでる いつのまにか笑ってる いつも聞こえない自分の笑い声が 自分のまわりに響いてびっくりする どうしてなんだろう なにが変わるわけでもないのに 特別のことがあるわけでもないのに そうか 笑い声は祝福 生…

空気のように

当り前のようにそこにある たとえば空気のように ときにふっと気付かされる たとえば風のように やさしくときに重く こころににじむ たとえば雨のように 突然うれしくなったり恋しくなったりする たとえばおひさまのように これはあなたへの想い? それとも…

できることなら・・・

夢のつづきがみたくて 風に吹かれてみる まぶしい光に 記憶のかけらが輝く あのぬくもりは あなたの腕? それとも木漏れ日?

夢で

夢でふたりで話してた 夢でふたりで出かけてた そんな・・帰りが遅くなっちゃう・・ と思ったら 夢から覚めた 日が短くなってきた 夏の宵のこと・・・

祈り

アイスル ヒトガ キョウモ エガオデ イラレマスヨウニ

あなたの腕の中で

あなたの腕の中で あなたを見つめていたい あなたの腕の中で 深い眠りに落ちていきたい あなたの腕の中で ゆうらりゆうらり あなたと同じリズムで揺れていたい

初恋

初めての恋ではなくても 初めてのときではなくても 心ときめくときはすべて初恋・・とか 触れ合う肩先 かるく絡める指先 遠く感じる視線の気配 視界にはいる後姿 たとえ恋でなくてもいいのです あたたかい心でいられれば・・・ あたらしい心でいられれば・・…

囁いて

何も悩まなくていいから ただあなたのそばにいたいだけだから だからどうぞ囁いて 肌を撫でる月の光のように 滴る緑の露のように こぼれるままに あふれるままに あなたの囁きが 深い吐息に変わる頃に わたしは目をつぶって あなたの夢をみることでしょう

このまま

目に見えないものに包まれて 言葉にできないものを感じて ふたりの気持ちが綺麗に重なったら このまま時間を止めて! 桜・新緑・草いきれ 光・星星・波の音 舞い散る銀・散り敷く金 深い闇・浮かび上がる三日月 いつも・・・ いつか・・・ いつまでも・・・ …

そばにいなくても

ホントはそばにいたいけれど おでこをくっつけてみつめたいけれど そばにいなくても伝わる あなたのまなざし あなたの指先 あなたのくちびる わたしがあなたを思い出したら こんなにあなたはわたしのそばにいてくれる きっと あなたがわたしを思い出したとき…

一瞬

あなたの瞳に わたしの瞳が 重なったあの一瞬 あの一瞬を思い出すたびに 高鳴る胸の鼓動 思い出にするわけでもなく ふたたびを願うわけでもなく ただ あの一瞬が存在したという その真実だけでいい・・ やっとそう思えました

はじめから

はじめからはじめよう 好きかも!ってドキドキしたあの時から・・ はじめてのキスももう一度 今度はふるえないから・・ はじめからゆっくりくりかえして わたしは笑顔でそばにいるから・・ はじめから感じてたんだから あなたと離れられなくなることは!

はじまりは

はじまりは恋 目が離せなくなった はじまりは恋 振り向いて欲しかった はじまりは恋 愛されたくなった そばにいることも 微笑を交わすことも 手を握ることも あたりまえにできても あたりまえのことじゃない 愛してる?ときかれたら こくんとうなずいて あな…

涙のわけ

さみしいっていうのは恋しいってことだ 切ないってことは抱きしめたいってことだ どうしようもなく涙が溢れてくるのはどうしてだろう 淋しさも切なさも嫉妬も憎しみさえ すべて抱きしめるほどに 大きな愛情を持てたらいいのに 涙のつぶが幾億と集まって すべ…

ほろり

痛む胸はちぎって捨てよ 嘘つく唇縫ってしまえ 月見上げてほろり 星見上げてほろり 青空を見上げることすらできない 心透かされることがこわくて 爪先からほろり 睫からほろり 雫になって なくなってしまえ

真実

ここにあるということ いま、ここにいるということ 重ねた手の温もり それは重ねようとした想い 次の瞬間 離れたとしても 引き寄せたとしても その一瞬にはきっと 想いは重なっていたのだと 真実とはこんなにも 儚くも確かなものなのだと ここで想うこともま…

それは

それは光 目指すもの 惹かれるもの それは日溜まり 安心 温もり 明るく 暖かく 輝くもの

重ねる

偶然の出逢い 偶然の積み重ねに必然を想うころ ようやく気づく 重なったんじゃない 重ねたんだ すれ違い はぐれそうな心を 意地を張り 背中向けそうな身体を ただ重なるものなどこの世にありはしない 重ねようとする想いをずっと重ねてきたのだ 重ね続けるこ…

逢いたくなるのは

時折・・ どうして二人が出逢ったのか どうしてこうして二人でいるのか 染み込むように はじけるように 溢れるように 感じることがある ああ・・そうだ・・・って 意味も分からないくせに幸せになる 言葉にしようとしても出来なくて 思いだそうとしても思い…

ただ・・・

逢いたいな・・ 声が聞きたいな・・ そばにいたいな・・ くっついていたいな・・ 大好き!って言われたときに 私も大好き!ってホントはすぐに言いたいのに 嬉しくて笑ってるのに口に出せない 素直に伝えるのってなんて難しいんだろう! ただそれだけのこと…

恋は・・

甘くて でも甘いだけでなくて はかなげで 消えそうで でもずっしりとからだの奥に残る なくってもいいやって思うけど なくなっちゃうことを考えたら 目眩がしそうに淋しくて 時々憎らしくて でも目の前にするとうれしくて ずっと大事にとっておきたいような …

ゴメン

ゴメンね あなたが悪いわけじゃないの ただ・・ わたしが泣きたかっただけ 泣きたいのに 自分に嘘をついていると 愛したいのに 愛せなくなる・・・ 思いっきり一人で泣いて それから もういちど 空を眺めてみます

寒い日

言いかけて口をつぐんだり 笑おうとしたらこわばったり 寒い日には そばにいてほしい 腕をのばして あたまを抱き寄せて おでこをくっつけて 瞳をのぞきこんでくれたら それだけで 言いたいことは伝わってるでしょ いつもいつもそうだけど 寒い日には・・とく…

言葉にできなくて

時に言葉は邪魔をする 好き!も 愛してる!も 逢いたい!も ほんとうのぬくもりにはかなわない かなわない言葉の その残酷さを知っているから 言葉にできない いまはただ・・・言葉にできなくて