撫子の花びらたち

すべての出会いは幸せのためであってほしい

前へ!

どうしても進めなくて蹲っている気分のときもあれば
自然と足が、からだが前へと進んでいくこともある
そう状況が変わったわけでもないのに
落ち込んで落ち込んで仕方のないときもあれば
どこかさっぱりとただ歩いていくしかないわと思えるときもある


不思議、不思議


別の場所で別の方から同じひとことを戴いた
さりげないひとことではあるのだけれど
ちょうどお二方から同じ言葉を戴いたということが
なんだかとても意味があるようで
なんだか目の前の景色が焦点を合わせて輝きだしたようで


また仕事関係の先輩からは
「なにかを失って前より持っているものが少なくなったとしても
 きっとその空いた場所に新しくていいものが入ってくるのよ」
と、言ってもらった
そうか・・
必死になっていろんなものをかき集めるようにしたのでは
いっぱいいっぱいになって投げ出したくなったり振り落したりしちゃったんだな
もっと自分で持てるものを多くできるだけの器を作るなり
いっぱいになっても窒息しないだけの風通しを考えなくちゃ・・
いろんなことがいびつなままで過ごしてきてたんだろうな、この数か月


前へとペダルを踏むと風が起こる
そしてもっとスピードを上げると
要らないものを吹き飛ばすように風も強くなる


本当に必要なものはそうたくさんではないのかもしれない
それよりももっと自分自身をしっかりとしなやかにすること
大切なものが大事なことがなにかきちんと忘れずにいること


心が身軽になると行動を起こしたくなる
保留のままにいたことを一歩進めたりしている


そのうちまた落ち込んだりもするのだろう
でもそれも自然なこと
落ち込んだ時には自分のまわりをよくみてみればいい
そうしたらきっとまた前へと進んでいける
きっとその繰り返し
それでいいんだろうと思える