撫子の花びらたち

すべての出会いは幸せのためであってほしい

わたしのもの(カーネーション)

月曜日からの子どもたちの違和感
3姉妹がそれぞれ、小学校、中学校、高校卒業ときいたとき
静子が「わたしももう30になるんやで」って言った時とおなじくらい
えっ!?って思った(しかももっと呆れ顔で)
物語と全然関係ないのに、
「男の子だけじゃなくて、女の子も可愛いのは小さいうちだけやろうな・・
 男の子ならはじめからむさくるしいのも覚悟の上やけど
 こんなの3人もおったら、あたし家に帰りたくなくなるかも・・」
なんて思ってしまう有様・・


長女が制服を卒業してようやく違和感が薄れ
3女はとりあえず小学生でなくなったのでホッとして
やれやれと見ていたところ
長女がやけに鼻についてくる今日のカーネーション
昨日の直子のセリフが小気味よく聞こえていたのもそのせい?
(いや、優子をちらりちらりと見ていた直子の視線の効果?)


と思ったら
最後のシーンでしっかりスイッチはいっちゃったよ
それはわたしのもの!と二階から飛び降りてきて
母に買ってもらったバッグを取り戻す直子の気持ちが痛いほど分かった
まったく身勝手で、そんなのわかるわけないやん!って言われそうだけど
それでも自分勝手でもこれだけは許せないってことが時折あるのよね
どうしてそんなことがわからないの!ってほかのみんなと自分が別物に思えるような・・
多分わたしはこれから直子目線でドラマを見ることだと思います(笑)
んん?製作者の思惑通り?


それにしても改めて尾野真千子さんの女優としての素晴らしさに脱帽
14歳?って思ってもだからって違和感は全然なかった
何歳だろうが糸子だから別にいい!って思って観てたもの
そんなこと超越してたもの
それと、先週までの恋する糸子の女の艶・・・
今週になったら同じひとだというのに全然印象が違って
善作が入った糸子母さん・・になってますもんねえ・・
同じ綺麗にしてても先週は「女」で、今週は「女主人」だものねぇ


まあ
続けて観られそうで良かったよかった
火曜日あたりはもう降りたかも・・って一瞬思いましたもの
ほっしゃん。糸子のやりとりのみが楽しみになる朝ドラってちょっと淋しいものね
(いや、もちろん好きなんですけど、それだけじゃあねえ・・笑)
3姉妹もこれからいろんなエピソードを重ねるたびに
あの小さかった昔と繋がって納得したり、愛おしくなったりしていくのだろう


で?次のいい男の用意はあるのかな?
見事に周防さんに未練残さずに済むようなフェードアウトの仕方で
彼自体に対する「もう出てこないの?」とかいう未練はないのだけど
いい男へのワクワクどきどきのない朝ドラはいまひとつ魅力がないぞ〜!(笑)