撫子の花びらたち

すべての出会いは幸せのためであってほしい

語りかける

某N○K朝ドラ「花子とアン」も一応見続けてはいるのですが
本来の朝ドラの観方よろしくまあほどほどに・・
流し観で筋を追えればそれでいいというくらい
むしろその前の再放送枠での「カーネーション」を
今回もやっぱり二度三度と観なおして楽しんでいます


今週、ほっしゃん。と周防さん登場
サザエ(もとい糸子・・だってパーマかけたら雰囲気が似てるような・・)
人生最大のモテ期か!の巻(嘘)にそろそろ突入


今日はなかなかシリアスな場面
幼馴染の奈津の戦後の境遇を知り
なんとかしなければと決心する場面での
糸子の独白部分
それが
「周防さん・・」という呼びかけで始まるのだ


まあ、前日彼との会話があり
そのことと繋がるからではあるのだけれど




心のなかで語りかける
もうそれはそのひとが心に住んでいるということなのかも
いままで
「おとうちゃん」と始まっていた独白が
今日はそう変わったというある種の驚き
でもそうなんだ
数日前に酔って彼に負ぶわれてかえってきたとき
「ん?だれやろ?おとうちゃん?」と
やはり独白で言っていたのと見事に呼応する




誰かを好きだということは
誰かを必要とするということは
語りかける相手を必要としているということかもしれない
なにかを考えるとき
なにかを始めるとき
そのだれかの名前を口にすることができることに力をもらいながら
前に進んでいくのかもしれない