撫子の花びらたち

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信頼

帝京対筑波のラグビーの試合テレビ観戦
現地で試合みられるひと羨ましいな・・・と思うけど
本日は藤島大さんの解説だったので
これはこれですっごく素敵
選手たちのアップも映るしね
滑川くん、森田くん、水上くんと、画になる選手多し
まったくの独断と偏見による観方ですが
女性からみて「きゃあ、素敵!」と思えるような殿方がいないチームは
いくら強くても、なんだかそれだけって感じで魅力がないのよね(強いことも少ない)
(たまにダンナが「女子○○もだいぶ可愛い子が増えて来たな・・
 メジャーになってきたかな」っていうのと似てるかも
 注:○○はそのときによって変わる)
その点では帝京って言うチームも伝統を築きあげつつあるんだろうな・・などと(笑)


試合内容は・・・帝京の赤い壁、赤い波が印象的
筑波後半に竹中がいたらもっと面白くなっていたかも


そしてその試合をとても面白くしてくれたのは藤島大さんの解説
彼の解説を聞いていると、試合がそのまま小説になっていくような気がする
スポーツに物語は要らないのかもしれないが
このところむやみやたらとテロップで煽り文句を流すそんな安っぽい小説ではなく
純文学に近い、青春小説を読んでいるような気分になる


本日のキーワード・・というか印象に残った言葉は「信頼」と
「動くべき時に動く」ということ
それと帝京の選手を表しての「目的に向かって作り上げられたからだ」


どっしりと動じない帝京に対して、ボールを動かした方がチャンスは増えると思われる筑波
それでもただ動かしても焦ってもそれは効果的ではないと
動かすべきです・・しかしながら、焦らず動かすべき時に動かすことが大切だと
まあ、当たり前ではあるのだけれど、なんだか日常にも言える
焦っているつもりはなくても無駄な動きが多い時は本当の好機を見つけにくくなっている


ラインアウトがなかなか定まらずだんだん不安になって行きそうなプロップをみて
信頼する・・ということですね
仲間を信頼することによって道は開けていきます・・と


なんだかこれは涙が出そうな気がしました
ひとり空回りしそうになる心、それは信頼を忘れているときかも
ああ・・・そういえば余裕のあるときはよくいろいろなものに感謝しているなあ・・
信頼とは積み重ねた時
そして未来に繋げたいと思う意志


整然と並ぶ石垣
編み目の揃ったセーター
意志を持った肉体
誠意を尽くした会話
様々に思い浮かぶそういう信頼をあらわすことがら・・・


ラグビーが魅力的だと感じてやまないのは
こんなふうにラグビーを越えたことを教えてくれるから
そしてそれは精神と肉体がお互いにひびきあうことを感じさせてくれるから・・?


両チーム、もう少しすべてを出し切ることができたはず
いや、すべてを出し切ってないわけではないけれど
もっと精度をあげてやりたいことをあらわしたいと思っているはず
それはきっと大学選手権へと進む中であらわれることだろう
まだまだ楽しみな大学ラグビーであります


本日の筑波、「級長たちの末裔」がいっぱい登場
一・三・五・七、と名まえにつく兄弟の話まで出ちゃって(笑)
この間、「五人目できてたらジュン九ロウ」って予定してたんだけど」って言って
まわりの人たちから「本屋か!」って突っ込まれてた笑顔のお父さんを思い出してしまいました(笑)