撫子の花びらたち

すべての出会いは幸せのためであってほしい

金平糖(カーネーション)

昨日は糸子ちゃんの初出勤。勤めるってことはこういうことね。
女だからいろいろ大変っていうけれど、女扱いせずに男たちの仕事の中に入るってことは
もっと大変なのかもしれないな・・うん、男だって大変なんだよねって。


本日はそんな仕事場でのあれこれ、なんだかとっても面白かった


奈津が来て、奈津に対するみんなの態度がこれがお客さんへの態度っちゅうわけか・・とか
風邪引いた糸子に対して、先輩たちが言ったこと、糸子が帰ってからの先輩たちの会話最高!


糸子ちゃんも奈津ちゃんも、女優さんの印象で、そこそこ大人に思えちゃうけれど、
10年前にうどん手づかみで食べようかって幼児だったんだから、せいぜい13〜4?
あれ?設定って今現在何歳だったっけ?


そんな女の子が職場に来たら、それも初めての女の子の職場仲間だったら、先輩たちだって
どんなふうに扱ったらいいのか試行錯誤だよね。まずはガツンと、で、あとは様子を見て・・?


奈津の恋心も子ども子どもしてて微笑ましかったけれど、糸子がその奈津の想いを聞いて
騒ぐわけでも驚くわけでもなく、「女学校にもどったみたいで嬉しかった」って感想なのが
そうそう、子どもって自分の関心がないことってそうだよな・・でもって、自分の今の気持ちが
誰のどんな事情や胸の内よりも最優先だよな・・とある意味リアルで面白かった


糸子が何も言わなくても察してくれる家族はさすが大人・・あんな風にしててもお父さんだって
お母さんだってそれなりに大人。大人がちゃんと子どものことを分かってくれるドラマは観ていて
安心できる。見た目は大人のはずなのに、主人公を取り巻く人々が全然大人でない朝ドラが
このところぽちぽちとあってそういうのはなんだか居心地が悪くて観たくなくなる。


おばあちゃんはおむすび、お母さんは金平糖というところが、役割分担したわけでもないだろうに
そのキャラにピッタリでまたちょっと泣き笑いさせられました。