撫子の花びらたち

すべての出会いは幸せのためであってほしい

お盆を終えて

お盆終了
ダンナとふたり遅い時間に送り火を焚く
麻がらが燃える匂いはいつもどこか物悲しい
母が亡くなった年に焚いたときはとりわけそう感じた



ふと思う
送り火を誰かと一緒に焚けるのは幸せだ



「もし結婚してなかったら
 あたしひとりで焚いてたんだね」
そう言ったらダンナに大笑いされた
大笑いする必要はないと思うのだけれど
自分だってあの時結婚してなかったら今でも独身だったかもって言ってるくせに・・
まあ・・・
そんなこと思う必要ないじゃんって意味だと思って許してあげるとしよう


きっと今の幸せは
どこかでいつも見守ってくれている
お盆に帰ってきてくれたひとたちのおかげなんだろうと
今年はとりわけ、素直にそう思えるから・・・