撫子の花びらたち

すべての出会いは幸せのためであってほしい

少しばかりの余裕

久しぶりに飲みに行った
公式飲み会にかこつけて、二次会は速効ひとりきまま二次会に突入
いつものお店、いつものカウンター
いつもの控え目な接客
ちょっぴり気をつかってくれる後輩と頼れる先輩がいる部室のような雰囲気
(あくまでも私の個人的なその店の使い方の印象です・笑)
帰りのタクシーでは運転手さんに「送別会かなにか?」と聞かれ
そういうひとが今日は多かったと話されていた
そうね、すこしだけ理由付けがあったほうが・・・
ただ浮かれ出て飲みにいくような気分ではないのはだれもが同じなのかもしれない
店では禁煙を始めて一ヶ月半、料理が美味しくて・・というおじちゃんと話す
今までも美味しいものは食べてきたけど、いま本当に美味しいと思って食べてるって
それはまるで人生をもういちど味わっているようですねと話してると
自分のワインをわたしにも注いでくれて、そうそうって笑ってた



新しいことをはじめるのもいいけれど
いままでやってきたことをもういちど味わいなおすのもいいと思う
なんとなく過ごしてきたことをもういちど大切に噛みしめること・・・
そしてあらためて自分にとってかけがえのない御縁のものと
過ぎていく御縁のものとに別れていくような気もするのだ


生きてきたすべてがあって自分があるのだと感謝しながら
それでもすこしばかり我がままに
いまの自分に持てるのはこれだけだからと
お気に入りのバッグひとつで旅の続きを始めよう
さよならではなく、またね!
今度出会えたときに笑顔から始められるように・・・



今日、印象に残ったこの一曲


一晩明けたお昼
いつも飲みにいった翌日にくるマスターからの一言メール
今回は
「今は音楽が出来ることに感謝して
 一生懸命やっていこうと思っています」


懸命に生きた上での余裕は感謝を生む
それもまた真実
時間は自分で作り出すように
感謝を感じられる余裕もまた自分で作り、持ち続けたいと思う