撫子の花びらたち

すべての出会いは幸せのためであってほしい

三月十一日に

http://d.hatena.ne.jp/nadeshiko1110/20100901/1283358936


ああ、今日か・・
起きたらそう思って
天気を確かめた
あの場所は晴れているのだろうか
風は吹いているのだろうか
その地に立つ人はなにを思うのだろうか


私にとっては三月九日が母の命日
そして今日は結婚記念日
どちらも忘れられない日
そしてその数日間は胸が締め付けられる


朝ご飯を食べながら新聞を開いて
なんの気なしに読んでたら古今和歌集の話
あら、大宰府の博物館であってるやつ、これは見に行かなきゃ
それつながりで本棚を見ていたら
ふと目についた「空の色に似ている」
日の当たる縁側でほんのすこしだけ開く
疑問符が感嘆符へ
もういいかと思った想いがまたもう一度よみがえる
こころはこんなに変わりやすく揺れやすい


折々に誓った想い
節目節目に立てた願い
いまわたしはちゃんとできているだろうか
すこし早めに感じた春に
動き始めてちょっと転んで
ようやくもういちど出直そうと思っていた昨日今日


そうしようと思ったことをあきらめないことは
自分との約束を守ってあげるということですよ


いつか聞いた言葉が鳴り響く


大切なのは動くこと
自分が動きたいと思った時に
あきらめなくていいように準備しておくこと
それが自分にできること


そう
自分にできることは
しなくてはいけない
と、
今日のこの日に書き記しておこうと思う



いつか
優しい気分を支えられるつよさを
ずっと持てるように