撫子の花びらたち

すべての出会いは幸せのためであってほしい

そうっとそばにいる

「プロフェッショナル仕事の流儀」を観て胸が暖かくなる


当たり前のことを当たり前に行えるひと


当たり前のことをすることもそれなりに力の要ることだけれど
それを当たり前にできるというのはそれ以上の力が要るよな・・と思う
騒がず、冷めず、熱くならず、もちろん雑になることもなく当たり前にやる難しさ


そこにいること在ることの大切さを知っているひと


病気の子は親に申し訳ないと思っていることが多いという言葉はショックだった
昔、五体満足で生まれれば・・という言葉すら傲慢なのだと気づき
子どもが笑顔でいてくれさえすれば・・と言っていたことを思い出した
でも、笑顔でいられるとすればそれは本当に幸福なことで
ただ、そこにいること、そこに生きていてくれること、そのものが大切なのだ
それを感じたのは・・・父が亡くなったあと、
寝たきりの父だったのに、その父の存在に守られていたことを思い知った時



「子どもが主役」と感じられるように・・
「自分をもっと大切にしていいよ」といえるように・・・


何かをしてあげるなんてことは子どもに対して失礼かもしれないと思うことがある
しかしながら、子どもがその力を丸ごと出せるようにすること
なんのためらいもなく育っていけるようにすること
それはおとなのやるべき仕事のような気がする
「そうっとそばにいる」
そして、見守っていること、大切に思っていること
そんなあたたかいものを伝えることができれば・・と思う